親の転勤、家庭環境の変化、いじめや不登校などさまざまな理由で中学校を転校をすることがあると思います。
中学生ともなれば、ある程度のグループができていてなかなか馴染めなかったり、それまで通っていた中学校との学力の差、授業の進み具合などさまざまな心配ごとがあると思います。
勉強の心配はもちろんですが、楽しい学校生活を送るうえで友達を作ることも大切ですよね?
上手な友達の作り方はあるのでしょうか?
転校先の中学校で新しい友達が作れるか不安になっている方へ、いくつか友達の作り方をお教えしますね。
中学校を転校したらどれくらいで友達ができるかな?
転校初日からたくさんの友達ができる子もいれば、一週間経っても、一ヵ月経っても、なかなか友達ができない子もいます。
個人差がある・・・と言ってしまえば元も子もありませんが、友達を作るために積極的に行動できるかどうかは、その子次第ですよね?
転校生を受け入れる周囲の子たちは、転校生に対して興味津々です。
「どんな子かな?」「部活はなにかやっていたのかな?」「仲良くなれるかな?」と、転校生に対してポジティブな感情を持っていることが多いようですよ。
転校を経験したことがある人のほとんどが「転校初日に何人ものクラスメイトが話しかけてくれた」と言っているそうです。
ポジティブな感情で興味津々のクラスメイトとどう接するかが、友達の作り方に大きな影響があるようですね。
上手な友達の作り方は?
・笑顔で明るく接する
無表情だったり、無愛想だったり、暗い雰囲気の子には、興味津々のクラスメイトたちも話しかけづらいですよね?
周囲が話しかけやすい雰囲気を作って、声をかけられたら笑顔で明るく接しましょう。
もちろん、周囲から話しかけられるのを待つだけではなく、自分から話しかけていくことも大切です。
その時も笑顔で明るく接することを忘れないようにしましょう。
・席が近い子に話しかける
前後左右斜めの席の子とは、話をする機会が多いと思います。
「数学はどこをやっているの?」とか「音楽室はどこにあるの?」とか、授業に関することは話のきっかけを作りやすいですね。
最初のうちは質問に対する答えだけの短いやりとりかもしれませんが、回数を重ねるごとにお互い話しやすくなっていきます。
・部活や委員会活動に参加する
クラスメイトだけではなく、中学校全体に友達を作る範囲が広がります。
特に部活は同じ目標に向かって頑張る子たちが集まっているので、気の合う友達を作りやすいですね。
・気が合わなくてもめげない
勇気を出して話しかけても、会話が全然続かなかったり、なんとなく嫌がられている雰囲気がしたり・・・
そういうときはしつこくせず、引き下がりましょう。
そして、気が合わないことでめげてはいけません。
気が合う人もいれば、気が合わない人がいるのも当然ですよね?
「あぁ、この子とは友達にはなれないかもしれない」という子がいても、全然おかしいことではありません。
無理やり合わせる必要もありませんので、気楽に考えましょう。
・一番大切なのは無理をしないこと
内気な性格、控えめな性格の人にとって、自分から話しかけたり行動を起こすことはとても勇気がいることですよね。
「友達を作る!」と頑張りすぎると、ストレスになってしまうかもしれません。
友達を作るのに期限はありませんから、無理のない範囲で行動しましょう。