香港は日本からの海外旅行先でとても人気のある都市です。香港旅行に合わせて、すぐ近くのマカオまで足を延ばすという人も多いですよね。
香港に関してイメージを持っていても、マカオに関しては何も知らないという人もいるかもしれませんが、マカオと言えばカジノです。ここでは、マカオのカジノの利用方法やスロットの概要などを紹介していきます。
マカオのカジノ
「カジノ」と聞くと、まず思い浮かぶのがアメリカのラスベガスではないでしょうか。そのメージをお持ちの方は、きらびやかでゴージャスな雰囲気を想像するかもしれませんね。
また、ドレスアップした大人が行く場所のイメージがあるため、マカオのカジノが有名だと言っても、なかなか行こうとは思わないかもしれません。
ですが、マカオのカジノはそういったお金持ちが行きそうなカジノとは違い、敷居が低く誰でも気軽に入れるところばかりです。もちろん、カジノっぽいギラギラとした雰囲気は健在です。中にはお金持ちが行くカジノもあるでしょう。
しかし、マカオのカジノは若い観光客でも気軽に入れるような場所なのです。
日数に余裕があるなら香港のついでにマカオでも1泊して、お昼は世界遺産の観光、夜はちょっとカジノを楽しんでみるような旅行プランはいかがでしょうか。
マカオ旅行でおすすめのカジノ
マカオには大型カジノが多数存在しています。有名なカジノはどこでも、誰でも入場できます。
マカオで有名なカジノは、ホテルに併設されています。ですから、夜遅くまで1人でカジノ遊びをしていたって、ホテル併設のカジノなら安心です。
マカオのカジノの中でも一番有名なのは「ギャラクシー・マカオ」でしょう。カジノフロアは大きく、24時間営業のカフェやバーなどがあります。
ギャラクシー・マカオはホテルとカジノだけではなく、レストランやショッピングができるお店なども充実していて、1日中いても飽きません。
バスターミナルもあり、マカオ中のさまざまなスポットに行きやすいのも、おすすめできるポイントです。このバスはなんと無料となっていて、フェリーターミナルや空港にだってここから無料で行けてしまいます。
次に紹介したいのは、「ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾート」です。
こちらは、ホテルやイタリアのヴェネチアをイメージして造られた内装の方が知られているかもしれませんが、ここのカジノは東京ドーム1個分の総面積を誇る、世界一広いカジノです。
その中には、バカラなどのゲームテーブルが400台、スロットマシンはなんと2000台も設置されています。
もちろん、ギャラクシーと同じく、カジノやホテルだけではなく、レストランやショップも沢山あり、本物のヴェネチアのようにゴンドラに乗れる場所もあり、カジノ以外にも楽しめる要素が盛りだくさんです。
ちなみに、2階部分がシェラトンホテルと繋がっているので、ヴェネチアンホテルだけではなく、シェラトンホテルに泊まる場合でも、利用しやすいでしょう。
この2つがマカオのカジノの大御所といったところですが、その他のマカオの大きめのホテルにも、大体カジノがついています。
ですから、泊まるホテルにカジノがあるなら、そこで遊んでみるのもいいかもしれません。カジノを観光として捉えているなら、上の2つのどちらかには行ってみることをおすすめします。
マカオのカジノでのルール
マカオのカジノの良いところは、服装規定がほぼないことです。カジュアルな服装でサンダルで行っても、入場を止められるようなことはありません。
つまり、ドレスコードというものがありませんので、スーツやドレスなどや、スマートカジュアルと呼ばれるような格好のものがなかったとしても、カジノで遊ぶことができます。
とは言え、実際に行ってみると、ぼろぼろの格好でカジノに出入りする人はいませんから、清潔感のある格好で向かいましょう。服装規定はありませんが、帽子やサングラスの着用は個人を特定できないため禁止されています。入場時に脱げば問題ありません。
入場が無料で見学するだけでも大丈夫だということも、観光客には嬉しい点です。ただし、21歳未満の人は入場できません。日本人は見た目が若く見えることがあるので、20代の人はパスポートの提示を求められる可能性もあります。
見学はOKなものの、写真撮影はNGです。大きなカメラを持っている場合は、入り口で止められてしまいます。
カジノでの予算
カジノで使えるお金には、個人差がありますから、予算は例えゼロになっても惜しくない金額です。
これだけでは目安になりませんから、最低必要だと思われる額を言うと、日本円で5,000円程度といったところでしょう。
最低掛金はもっと少なく、マシンによってはかなり少額だったりもしますが、5,000円位は持っていないと、カジノを楽しめません。
カジノでの通貨
マカオの通貨は「パカタ」と言いますが、不思議なことにカジノ内では香港ドルを使うようになります。マカオの現地の人はカジノにあまり行かないものの、香港から来る人が多いためにこのようになっているようです。
香港旅行のついでにマカオに来ている場合は、恐らく香港ドルを持っているでしょうから問題ありませんが、手元にパカタしかない場合は両替をしなければなりません。
マカオのカジノには必ず両替所があるため、両替に困る心配はなく、香港ドルとパカタ間だけではなく、日本円から両替も可能です。
気軽に楽しめるスロット必勝法
カジノ初心者が気軽にプレイできるのは、やはりカジノの定番であるスロットでしょう。スロットは台によって最低賭け金が違うのですが、予算に合わせて台を選べるところも初心者にはおすすめです。
レートは0.1香港ドルから。賭け金が小さければ小さいほど、勝った時も金額が少額にはなりますが、カジノ体験をしたいというだけなら、賭け金が小さい台が安全です。
レートは、1ラインあたりの賭け金のことになります。スロットにはラインがいくつかあります。日本のパチンコ屋さんにあるようなスロットとは異なり、マカオのカジノのスロットは、台によってラインの数が違います。ライン数が何十個に及ぶものもあります。
全てのラインに賭けるのであれば、1度の賭け金はレート×その台のライン数ということになります。
必勝法というほどでもありませんが、毎回全てのラインに賭けることをおすすめします。
カジノのスロットにはジャックポットという高額の大当たりがあります。この場合、少額をかけていても、賞金が数万円から数十万円程度になることがあります。
システム的にこれを狙って出すことはできませんが、前述のとおり全てのラインに毎回賭けることで、ジャックポットを引き当てる可能性はぐっと上がります。
カジノ初体験なら、「ビキナーズラック」ということで、引き当てることもあるかもしれません。そうでなくても、マカオのスロットで少額勝って、ディナー代くらいになることはよくあるようです。
スロットには、女性向けの可愛らしい台もあったりしますから、そういうものも楽しみながらカジノ体験をしてみましょう。
まとめ
マカオのカジノは前述のとおり少額なら勝つことも珍しくありません。ですが、それに味をしめてお金を使いすぎないように要注意。必ず予算内で楽しむようにしましょう。マカオのカジノはかなり気軽に入れるため、観光のついでにちょっとだけ立ち寄るのにも向いています。
香港観光のついでに、またはマカオ観光のルートの1つとして是非カジノ体験をしてみましょう。