バイキングにいくとついつい食べ過ぎてしまって、腹痛や下痢におそわれた経験はありませんか?
仕事終わりに嫌な出来事があって気付いたら食べ過ぎてしまってたなんてことはありませんか?
腹痛や下痢におそわれたときどのような対処法をとってますか?
正しい対処法をとらなければ、かえって逆効果になるかもしれません。
今回は食べ過ぎによる腹痛や下痢の対処法と予防法を紹介します。
食べ過ぎで腹痛、下痢に!どうして?
どうして食べ過ぎで下痢や腹痛になるのでしょうか。
下痢は腸の運動が過敏になることで起こります。
通常であれば胃で消化された食べ物は時間をかけて小腸から大腸へ送られます。
食べ過ぎにより腸の運動が過敏になり、消化しかけの食べ物が通常より速いスピードで腸内を通過して排出されます。
そうなると食べ物から吸収されるはずの必要な栄養素や水分はそのまま体外へ出てしまいます。
そして、腸が過敏になることで痛覚神経が刺激されて痛みを感じ腹痛になるのです。
下痢の時はお腹全体に痛みを感じる人も多いのではないでしょうか。
それは腸がお腹を巡るように体内に収まっているからです。
腹痛や下痢の対処法
対処法をいくつか紹介します。
・水分補給をしよう。
下痢になると体の中の水分まででてしまい、脱水症状がおこります。
冷たい飲み物は吸収されにくいので常温または温かい飲み物で水分補給をしましょう。
コーヒーは飲まないようにしてください。
コーヒーのカフェインは胃炎の原因になるので胃腸に負担がかかります。
「ウーロン茶」を飲むのがおススメです。
ウーロン茶には「タンニン」と呼ばれる成分が含まれていて、便が柔らかい状態なのをかたい状態に戻してくれる働きがあるからです。
・下痢症状が治まるまで絶食して胃腸を休ませよう。
下痢症状が落ち着いたらお粥やうどんなど消化の良いものを少しずつ摂るようにするといいです。
・楽な姿勢で休もう。
横になるのが楽になる姿勢だと思われていませんか?
実は、横になるとお腹を圧迫するのでできるだけ控えたほうがいいそうです。
痛みを伴う部分をなでるのが有効でお腹に手を当てて反時計回りにやさしくなでると痛みが和らぎます。
体を冷やすと消化機能が改善しにくいのでお腹を温めながら休むのがポイントです。
食べ過ぎで腹痛や下痢!予防法
予防法は食べ過ぎをどのようになくしていくかが問題です。
食べ過ぎる原因はストレスにあることが多いです。
ストレスを抱えていると、体は「コルチゾール」と呼ばれるホルモンを大量に分泌します。
コルチゾールは主にストレスと低血糖に敏感に反応するホルモンです。
コルチゾールは、食欲抑制ホルモンであるレプチンを減少させてしまうので食欲に歯止めが効かなくなるため食べ過ぎてしまいます。
食べることは毎日人が生きていくために欠かせない行動で、ストレス発散したいときにすぐに実行できてしまうのが悩ましいですよね。
違うストレス発散法をみつけるといいですね。「散歩」「読書」などであればすぐにできそうです。
あとは食べるときに良く噛んで食べるようにするといいですね。
良く噛むことで満腹中枢が刺激され空腹感が薄くなることにより食べ過ぎ防止につながります。
20~30分を目安に食べるように心がけてください。
いかがでしたか?
現代ストレス社会であり誰にでもなりうる可能性があります。
食べ過ぎは後に自分を苦しめる結果になることが多いようです。
後悔しないためにもストレス発散の行動も選択しなければなりませんね。