ある日突然、体の一部に蚊にさされた時のような赤いふくらみがポツッとあらわれ、数時間で体中に広がっているなんて、自分の体に何が起こったの?と不安になりますよね。

蕁麻疹(じんましん)は、一生のうちで約20%の人が経験する、かかりやすい疾病の一つだそうです。

特定の食べ物を食べた後や動物に触った後に蕁麻疹ができれば原因は分かりますが、特に何も変わったことをしていないのに蕁麻疹が出現・・・。

毎日蕁麻疹が出現する人もいるそうです。特に女性は人目につく場所にできるとそれだけでストレスになりそうですね。

実は、ストレスも蕁麻疹の原因になるそうです。ストレスは体のあらゆるところに影響するのですね。

ストレスが原因になるなら、誰でもなりうる可能性がありますね・・・。もし、症状が出たら塗り薬がいいの?それとも飲み薬?どちらが効果的なのでしょうか。

蕁麻疹にかかった人、知っておきたい人必見!蕁麻疹と市販薬の効果について分かりやすくまとめましたので、どうぞご覧下さい。

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蕁麻疹が毎日出る原因はストレス?

蕁麻疹といっても、原因は様々です。

食べ物やハウスダストなどのアレルギー性のものもあるし、睡眠不足や過労、ストレスなど心因性のものも数多くあります。

ただ、蕁麻疹患者さんの約70%以上では誘因が明らかになっていないそうです。

このタイプの蕁麻疹は毎日のように症状があらわれます。

一度治まっても、また発疹が起こったり、違う場所が痒くなったりと症状を繰り返し、このような症状が1か月以内で治まるものを「急性蕁麻疹」、1か月以上続く場合は「慢性蕁麻疹」と呼びます。

実際、慢性蕁麻疹で病院に訪れた患者の約3割が「ストレス」がきっかけになっていることを自覚しています。このように、ストレスによって発生する蕁麻疹のことを「心因性蕁麻疹」と呼ぶこともあります。

蕁麻疹の症状について

蕁麻疹とは、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気です。

人がイラクサ(蕁麻(じんま))の葉に触れると同様の皮膚症状が起こることからこの名前がついたそうです。

その蕁麻疹の症状は、最初に蚊に刺されたときのような赤いふくらみがポツッとあらわれ、それがだんだんと広がったり、体のあらゆるところに出てきたりします。

かゆくて仕方ありませんが、やがて跡形もなく消えてしまうのが非常に特徴的です。数分から数時間で消えることがほとんどですが、半日から一日程度続くこともあります。

症状がひどくなると、まぶたや唇が腫れたり、鼻や喉などの気道、腸の粘膜が腫れて息苦しさを感じたり、下痢などを起こす場合があります。

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蕁麻疹の市販薬の効果について

蕁麻疹は大量のヒスタミン放出によるアレルギー反応なので、抗ヒスタミン成分の入った抗アレルギー薬で症状を落ち着かせることができます。

蕁麻疹に使う薬には飲み薬と塗り薬がありますが、塗り薬よりも飲み薬が効果的です。

痒いので塗り薬のイメージが強いですが、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の飲み薬が蕁麻疹には効果的です。

抗ヒスタミン成分には第1世代と第2世代と呼ばれるものがあり、第1世代は効果が強いのですが眠気や、口の渇き、集中力の低下などの副作用も出やすいと言われていますが、蕁麻疹の場合は第1世代の成分の医薬品が効能効果として対象となっているものが多いです。

第2世代は日常生活に支障が出ないように改良されたもので、第1世代より副作用が少ないとされています。

効き目は第1世代より穏やかです。

ただし、市販薬の用途は「症状の緩和」にあります。もしも、蕁麻疹の治療をちゃんとしておきたいというならば、市販薬を使うのではなく医療機関で蕁麻疹の治療をしてもらうようにしましょう。

また、市販薬を使っていても、蕁麻疹の症状が収まってくれないという場合も市販薬の使用をやめて、医療機関にかかるようにしましょう。

いかがでしたか?

約7割の人が原因が分からないのですね。ただ、判明する人もいるので血液検査を受けるのも、予防につながります。

蕁麻疹による痒みで不眠になり、それがまたストレスになり症状が悪化してしまうこともあるそうです。

なので、早め早めに対処しましょう。

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