韓国の釜山は福岡から日帰り旅行ができるくらい近い海外旅行先として人気がありますよね。実は福岡は釜山に住んでいる韓国人にとっても人気の旅行先のひとつなんですよ。やっぱり距離が近いと、飛行時間も短くなりますし、チケット代も安くなるのでお得感がありますね。

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ところで、福岡から釜山に行く飛行機は1日に何便も運航していますが、飛行時間ってどのくらいかかるんでしょうか。それに、空港から市内までのアクセス情報も気になりますよね。そこで、福岡から釜山までの飛行時間と市内までのアクセスについて調べてみました。

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福岡空港から釜山行きの飛行機

福岡から釜山までの直航便は、大韓航空、チェジュ航空、エアプサンの3社が運営しているようです。飛行時間は約50分。1日6便以上運行していますが、曜日によって異なるみたいなので事前に確認しておきたいですね。

気になる料金ですが、平日であれば往復1万円ほどで、週末は2-3万円。繁忙期やゴールデンウィークなどは高くなりますが、福岡から東京にいくのより安いそう。中には日帰り旅行に行く人も多いそうで、飛行時間の短い釜山は人気の旅行先なんですね。

福岡-釜山便のおすすめ航空会社はエアプサン。近年、LCC(格安航空会社)が注目を集めていますが、釜山(金海)国際空港を利用する人の30%以上がエアプサンを利用しているそうです。福岡の他にも、成田、関西方面にも路線があり、韓国のLCCの中でも勢いのある会社だとか。

ただし、LCCは海外旅行でおなじみの機内サービスが有料になります。ですが、福岡から釜山までの飛行時間は1時間もかかりませんし、交通費を節約して、釜山でおいしいものを食べるというプランもありかもしれませんね。

福岡の場合、距離的に韓国が近いということもあり、なんと船でも釜山に行けちゃうそうです。船だとものすごく時間がかかると思われがちですが、なんとたったの3時間なので、日帰りで船旅もできちゃいそうですね。

運行している会社はJR九州高速船株式会社が運営しているビートル。運賃は往復2万6千円ですが、割引やキャンペーン中に利用すると、飛行機より安く行くことができる時もあるので、要チェックですね。

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金海国際空港の情報

釜山の窓の玄関口になるのが金海国際空港。釜山市と金海市の間にある空港です。釜山やその周辺地域に住んでいる韓国人が日本に旅行する時や国内旅行に利用しています。

建物は国際線と国内線ターミナルに分かれていて、1Fが到着フロア、2Fが出国フロア、3Fがフードコートになっています。

040_pusan001空港内には案内センター、食堂、薬局、銀行、お土産コーナーなどがあり、日本の空港とあまり違いはありません。でも、食堂のメニューは国によって違いますよね。写真のように、おいしそうな韓国料理が食べられるので、機会があれば一度食べてみてはどうでしょうか。

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釜山金海空港から市内までのアクセス

それでは釜山に到着してから、市内へのアクセスについて見ていきたいと思います。空港から釜山市内までは車で大体30-40分ほどの距離です。

移動手段は、リムジンバス、地下鉄、タクシーになります。それぞれの特徴について見ていきたいと思い

リムジンバス

おそらく一番わかりやすい移動手段がリムジンバス。行き先も料金も決まっているので、迷うことなく乗れると思います。

運行間隔は約40分で、料金は西面、釜山駅、南浦同方面は6,000ウォン、海雲台ビーチ方面は7,000ウォンです。宿泊先に向かう場合、予約したホテルが釜山市内のどこにあるのかを事前に確認した上で、リムジンバスに乗るようにしましょう。

バス乗り場は、国際線ターミナルの1F到着ロビーを出ると、停留所が見えます。釜山市内へのリムジンバスは2番乗り場で、所要時間は1時間前後かかるそうです。

リムジンバス利用時の注意点

一番怖いのは渋滞ですね。出勤・退勤時間や週末は混みやすく、特に海雲台方面は道が混みやすいとのこと。帰国時に、ホテルから釜山空港に移動する際には、時間に余裕をもって動いた方がよさそうです。

やっぱり宿泊先のホテルにリムジンバスの停留所があると、すごく便利ですよね。出発時刻表も停留所に貼ってあるみたいなので、リムジンバスの有無もホテル選びの参考にしてみてはどうでしょうか。

地下鉄

040_pusan002比較的新しい交通手段が地下鉄。2011年に「釜山金海軽電鉄」が開通し、釜山市内へのアクセスが楽になりました。

乗り場は空港を出たら目の前に空港駅があります。そこから3駅離れたところに沙上(ササン)駅があり、そこで釜山地下鉄2号線に乗り換えることができます。空港からわずか6分の距離。

沙上駅から市内までは20-30分。海雲台方面だと50分かかりますが、交通費は1,400ウォンほど。日本の電車の初乗り料金で遠くまで行くことができるのが、韓国旅行の最大のメリットですよね。

地下鉄で移動する場合の注意点

移動と乗り換えが多くなるので、キャリーバッグや荷物が重いと大変かも。駅によってはエレベーターやエスカレーターがない所もあるので、なるべく荷物は軽くしたいですね。

040_pusan003それと方向も要確認!釜山の地下鉄は漢字と英語で行き先を表記してくれているので、ハングルが読めなくても大丈夫だと思います。しかし乗り換えの時は迷うこともあると思うので、少なくとも、目的地のハングル表記は事前に覚えておいた方がいいと思いますよ。

空港駅でチケットを購入する場合、改札機で沙上駅までの切符を購入します。すると、コイン型の乗車券が出てくるので、それを改札機にタッチして通ればいいです。改札機は日本語でも表記してくれるので、迷わず買うことができると思いますよ。

タクシー

040_pusan004韓国は日本に比べると、タクシー運賃が安いです。初乗りがたったの2,800ウォン(日本円で約280円)。しかも移動距離によって加算される運賃も100ウォンずつしか上がらないので、気軽に乗ることができる交通手段です。

荷物が多い場合や宿泊先のホテルが駅から離れている場合など、タクシーを利用すると便利かも。割と有名なホテルであれば、ホテル名を伝えるだけでOKみたいです。ただ運転手も知らないという場合もあるので、事前に目的地の住所や地図なども用意しておくといいかも。

釜山市内まで大体30-40分ほど。料金は1万から1万5千ウォンくらいだそうです。ただし海雲台やセンタムシティーなど釜山市の東側への移動は1時間以上かかるので、料金も高くなるみたい。

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タクシーの乗る時の注意点

韓国のタクシーは一般タクシーと模範タクシーに分かれています。模範タクシーは黒色で一般に比べると高いですが、英語や日本語ができる運転手の方もおられるので、その点は安心できます。

ただ模範タクシーは市内でもあまり走っていないらしく、一般タクシーを利用する人が大多数だとか。中にはぼったくりにあったという話も聞きますが、外国人観光客の多いエリアのタクシーは少し注意が必要だそうです。

あと韓国のタクシーは日本と違い、扉が自動ドアではないそうなので、降りる時にはきちんとドアを閉めましょう。日本のタクシーに慣れていると、うっかり閉め忘れたということもあるそうなので、ここは注意したいですね。

まとめ

福岡から釜山までは安く、早く、しかも日帰りで行ってくることもできます。週末は韓国に行って、海外でグルメやショッピングを楽しんでくるのもありですね。空港から市内へのアクセスも容易ですし、釜山旅行の参考にしてみてください。