海外旅行で行き先の空港に着いたら、まずしなければいけないことのひとつは両替だと思います。せっかくの旅行ですから、空港で出だしから戸惑うことがないように、両替の方法について知っておくと良いでしょう。ここでは、空港での両替や、免税店の営業時間など、知っておくと便利な空港情報をまとめておきます。

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バンコクの空港

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日本人がバンコクに旅行に行った際に主に利用する空港は、スワンナプーム国際空港となりますが、今、流行りのLCCをご利用される方はドンムアン国際空港を利用されるかと思います。

稀に、チェンマイ国際空港を利用される方もいますが、ほぼ8割方この2つの空港をご利用されるのではないかと思います。

いずれもバンコク市内にある空港で、国際空港として24時間365日航空機の離発着があり非常に便利な空港です。スワンナプーム国際空港の特長は、現時点で延べ床面積が56万3000m2で床面積が世界最大の空港です。

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24時間世界各地から乗継ぎの方、観光客やビジネスマンが利用するため、飲食店街、売店、免税店、クリニックなど施設面での充実さは目を見張るものがあります。エアポートリンクと呼ばれる鉄道が空港と街中を結んで約40分程度で通っており空港から直接、電車でバンコク市内へと移動もスムーズな構造となっています。

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一方、ドンムアン国際空港はスワンナプーム国際空港より規模は小さいものの、LCCを利用される旅行者にはバンコクの玄関口です。

近年整備が進んでおり国内線エリアは非常に綺麗で国際線とも繋がっているので、食事をドンムアン空港内でされる方は、国内線エリアがおすすめです。ドンムアン国際空港は、最寄りのBTSの駅までがバスでの移動、又はタクシーとなる為スワンナプーム国際空港よりも移動に関してはかなり不便に感じる方も多いと思います。

免税店はスワンナプーム空港の方が大きいだけあり、ドンムアン空港よりも非常に数多く存在しています。ブランド品やお菓子等のDFS(デューテーフリーショップ)やKing Power(キングパワー)など多くの免税店を数多く目にすることができます。

飲食店もファーストフードからタイ料理にpizzaやカフェ等がありますが少し高いので、スワンナプーム空港を利用して日本へご帰国される際は、イミグレーション(タイからの出国審査)通過前に食事されることをおすすめします。

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バンコクの両替屋

033_bangkok005%e4%b8%a1%e6%9b%bf%e5%b1%8b無事にタイへの入国審査を終え、バンコクの空港から到着ロビーに出ると、数多くの両替店が並んでいます。銀行が経営する両替屋が並んでおり、ムラサキ色の銀行のSCB、緑色の銀行のカシコン銀行等が並んでいます。レート表の電光掲示板が設置されており見やすくなっています。

ただ、空港での両替レートは換金率(換金レート)があまり良くない上、どこの両替屋も両替レートは殆ど変わりません。ただ、レートが悪いと言っても日本ほどではなく、両替してタイバーツの現金が手元に無いとホテルへのタクシーや電車での移動も出来ないので5千円から1万円の両替をしておくと安心です。

エアポートリンクに乗る直前にも両替屋が並んでいます。空港を出て、うっかり忘れて両替屋を通過してしまっても電車の切符を購入する前に両替ができるので、広い空港へ戻らずに両替が可能です。

バンコクの街中やデパートの中、BTSの駅やMRTの駅にも両替屋を数多く見ることが出来ます。こちらの方が換金レートは良いと思います。

ただ、BTS駅やMRT駅での両替では、日本円からバーツに両替する事はできますが、バーツから日本円に両替する事が出来ない店舗も多いので注意が必要です。日本円をバーツに両替するだけなら、街中の両替屋さんは非常に便利です。

さらに、高額の両替を行うのであればBTSチットロム駅の伊勢丹近くに、両替屋がかたまって集合している場所があります。また、タニヤの方にも両替屋が集合している場所があります。駅から少し離れた場所にはなりますが、バンコク市内では一番レートが良いとされているエリアになります。

時間によっては、店内がかなり混雑しているので、時間に余裕を持っていくのが良いと思います。

両替のお得情報

日本の空港での外貨両替は、あまりおすすめできません。その原因は手数料の高さなどによるものではないかと思います。

ただバンコクに着いてからのタクシー代、食事代などに不安がある場合には、最低限5千円程度を日本の空港で両替されるだけで十分ではないかと思います。

レートの良い両替屋を探して歩くのも良いかもしれませんが、移動するのに電車賃がかかったり、タクシー代がかかっては時間が勿体無いような気がします。観光に行くついでや目当ての料理店に行くついでなら良いと思います。

自分の泊まっているホテルから近距離の場所で無理せず行ける場所が便利です。遠かったら、バンコク市内のBTS駅やMRT駅の両替屋でも決してレートは悪くありません

日本の空港で両替する場合と、バンコクの街中のレートの良い両替屋さんで1
万円を両替した場合、数百円程度の差が生じることもあるため、お土産1個分のお菓子が買えることもあります。時間が許すのであればバンコク市内に到着後に換金された方が良いと思います。

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バンコクの免税店

バンコクでの免税商品の購入方法として、DFSを利用した空港での買物と市内の免税店を利用した買物のいずれかがあるかと思います。

スワンナプーム国際空港、ドンムアン国際空港いずれも、帰国時にイミグレーションを通った後に免税店で買物可能となっています。(免税店はスワンナプーム国際空港の方が圧倒的に数が多いと思います)

ブランドの洋服、お財布、靴、鞄やサングラス等では、有名なDior・BVLGARI・HERMES・Cartier・BURBERY・フェラガモ等のメジャーなブランド免税店が揃っています。

他にも、ラコステ等のスポーツウェア用品、OMEGAやG-SHOCK等の時計、スワロフスキー等もあります。

タイシルクで有名なジムトンプソンの店は、バンコク市内で購入するよりも空港のDFSを利用した方が、僅かではありますが少し安く購入できるかもしれません。また免税店での買い物は、偽装品の心配も無く正規品を安心して購入できるというメリットもあるかと思います。

ブランド物だけではなく、免税店では、それ以外にお酒やタバコ、タイの小物・雑貨類、タイならではのお菓子、タイ料理に使う調味料から、ドライフルーツ、定番のチョコレート、フルーツ等数多くあり、お菓子やドライフルーツは味見が出来る免税店もあります。

いずれの免税店も購入時にパスポートを提示すると免税の金額で購入可能となります。買い忘れたお土産や自分へのお土産には最適です。

バンコク市内で購入せずに、早めに空港へ行き、最後に空港の免税店でお土産を購入する計画を立てても、バンコクでの観光がゆっくりできるのでおすすめです。

バンコク市内にもDFSがあり、その代表的な巨大免税店の1つにKingPowerがあります。BTSアヌサワリー駅から徒歩10分弱の距離にあり、駅から分かりやすく看板も出ています。大型観光バスで中国人ツアー客が爆買いに来ているのも非常に印象的です。

化粧品の購入やお菓子類の購入には便利な場所だと思います。KingPowerは店で商品を大量に購入してしまった場合、空港で受け取りの出来るサービスもあるので、お土産が多くなってしまった際は、利用してみても良いかと思います。両替屋やATMもあるので買物するには便利な場所です。

免税商品、VATの手続き

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多くの旅行者がお土産を購入して、日本へ帰国されると思います。お土産を購入する際に、バンコク市内の土産物屋にはVAT REFUND(バットリファウンド)と記載された土産物屋があります。

そこではパスポートを提示し、書類を記入し買物を済ませ、空港のVATREFUNDカウンターへ行けば払いすぎた税金の還付を受けることも可能です。少し早目に空港へ向かえば、余裕を持って手続きが出来るかと思います。

1万円を超えてお土産を購入されるようであれば、VAT手続きについて少し考慮されても良いかと思います。

具体的な手続き方法と必要書類は、ISETANや東急デパートのサービスカウンターでは日本語で説明を受けることも可能です。他のデパート等では日本語対応があまりまりない為、不安な場合には、日本のデパートで聞かれることをおすすめします。

受付にタイ人しかいない場合には、日本語を話せる人はいますか?と聞くと日本語を話すスタッフを呼んでもらえます。

営業時間と注意点

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デパートの営業時間が22時までであってもデパート内の両替屋は19時や20時に閉まってしまう店舗もあるため、十分に注意が必要です。

キャッシュパスポート

また当然のことではありますが、両替直後は現金を素早く財布に入れ、現金をそのまま持ち歩かない、必要以外の貴重品や現金を人の目につくような場所で取り出さないことも大切だと思います。賢く両替して、免税品店で素敵なお土産を購入できたらいいですね。