コーヒーデビューはいつでしたか？夜遅くまで勉強するようになった頃に、コーヒーデビューする人が多いのでしょうか。
「コーヒーを飲むと背が伸びなくなる」と言う話を聞いたことがあるかもしれませんが、この話は「背を伸ばすには睡眠が大切なのに、コーヒーを飲むと眠気がなくなる効果があるから。」と言う意味だったのはご存じでしたか？
コーヒーダイエットはテレビや雑誌でよく取り上げられるダイエットの一つです。
どのような成分がどのような効果があるから、ダイエットになるのかということは知っていますか。
眠気さましに飲むにしても、ダイエットの為に飲むにしても、成分やその効果を知っていることで、さらに効果的な飲み方ができるかもしれません。
コーヒーを飲むことで期待できる効果は？
コーヒーの効能で良く知られているのは、眠気さまし、ダイエット効果です。
最近ではボケ防止やガンの予防になるとも言われています。
コーヒーの栄養価は皆無とも言えますが、様々な効能や効果が最近メディアで良く紹介されています。
利尿作用や消化を助ける効果、二日酔い時の頭痛に効く、コレステロール値を下げる、また思考力や集中力を高めるとも言われていて、スポーツ選手が試合の１～２時間前にコーヒー（正確にはコーヒーと炭水化物を摂取）を飲む言う話もあります。
また、アロマ効果についても様々なところで紹介されています。
ところでコーヒーと言えばカフェインですが、カフェインの含有量は入れ方によって違います。
成人の許容摂取量は１日１００～３００ミリグラムと言われています。
過剰摂取すると身体がカフェインを分解できなくなってしまう為に摂り過ぎには注意しなければいけません。
コーヒーで本当に眠気は解消されるのか？
眠気を解消すると言われる成分はカフェインです。
しかし先にもご紹介したように、過剰摂取は非常に危険な成分です。
２０１５年にカフェイン中毒で男性が亡くなったというニュースを覚えている人も多いのではないでしょうか。
主なコーヒーの１００ミリリットルあたりのカフェイン含有量は、エスプレッソ２２０ミリグラム・ドリップコーヒー９０ミリグラム・インスタントコーヒー４５ミリグラムと言われています。
カフェインの効果は摂取後２０分～３０分程度とされていますので、眠くなる前に飲むようにしてください。
なかなか目が覚めないからと大量に飲んではいけません。
一日２杯～３杯を時間を空けて味わって飲むようにしてください。
コーヒーを使った効果的なダイエット方法
ダイエットに関する効果でも、カフェインは脂肪を燃焼させる魅力的な効果があります。
血行を良くする働きがあるので、基礎代謝が高まると言われていることから運動前に飲むと良いとされています。
またクロロゲン酸という成分も脂肪を燃焼させる効果を持っています。
しかしクロロゲン酸は熱に弱いため８０度前後のお湯で抽出することをおすすめします。
沸騰したお湯をポットに移し替えると８０度くらいまでお湯の温度は下がります。
豆の中でもより多くクロロゲン酸を含有しているのは生豆です。
生豆成分を含んだインスタントコーヒーやクロロゲン酸の含有量を売りにしたコーヒーも販売されているようですので、効率よく効果を上げたい人にはおすすめです。
摂取時間・量に注意
カフェインの効果は摂取後２０～３０分してからだと紹介しましたが、注意すべきは効果の継続時間かもしれません。
個人差はありますが、なんと８時間～１４時間もあります。
人によっては、昼間にコーヒーを飲んだばっかりに夜眠れないということも起こり得るのです。
カフェインの摂取量もそうですが、効果の継続時間も個人差がありますので、自分の生活リズムにあったコーヒーの摂取時間、量を見極める必要がありそうです。
