歯が痛い時って、なにをするのも嫌になるほどつらいですよね。

今朝はなんともなかったのに、急に歯が痛くなった!というのは多くの方が経験しているかもしれません。

歯が痛い時にすぐに歯科医院へ行ければ一番いいのですが、診療時間外だったり、どうしても休めない仕事中だったりと、応急処置で乗り切るしかない場合も多いです。

歯が痛くて寝れない経験のある方はいらっしゃいますか?

「明日の朝一番で歯科医院へ行こう!」と、なんとか我慢して寝ようとしますが、歯が痛いので寝れない・・・

寝れないほど歯が痛い時の応急処置はどういうものがあるのかお伝えします。

すぐに歯科医院へ行けないのに歯が痛いときには、参考にしてみてください。

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歯が痛い時の応急処置は?寝れない時はどうすれば落ち着く?

<寝れない時の応急処置1:氷で冷やす>

歯が痛い原因のひとつに、虫歯などによる炎症があります。

歯が炎症を起こして腫れて痛い場合には、炎症を抑えることによって痛みを鎮静させることができます。

口に氷を含んで痛い部分に置いたり、氷嚢や保冷材などを使って頬の上から冷やすことで効果が期待できます。

保冷材や氷を頬に当てる時は、直接ではなくタオルなどで包んでからにしましょう。

しかし、知覚過敏や歯周病の場合は逆効果になることがありますので、鏡で口の中を確認してから行いましょう。

<寝れない時の応急処置2:痛み止めを飲む>

市販の鎮痛剤(バファリンやロキソニンSなど)を飲むことで、歯の痛みを鎮静させることができます。

<寝れない時の応急処置3:正露丸を使う>

正露丸には歯の鎮痛や根管の消毒に使われる成分が含まれています。

痛みのある虫歯に正露丸を詰めることで、痛みが落ち着きます。

<寝れない時の応急処置4:口の中を清潔にする>

歯が痛い原因のひとつに、食べかすが歯や神経を圧迫していることが考えられます。

痛い部分を刺激しないよう気を付けながら、歯磨きをしたり、フロスを使って食べかすを取り除いたり、うがい薬(イソジンなど)で口をゆすぐといいでしょう。

イソジンは殺菌効果が強いので、水だけでうがいをするより効果が期待できます。

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歯が痛い時にやってはいけないことは?

・歯を触る

歯が痛いと、気になってしまってついつい触ってしまうかもしれません。

でも、触ることでばい菌が入ってしまったり、症状が悪化することがあります。

気になってしまう気持ちはわかりますが、歯が痛い時はなるべく安静にしておきましょう。

・お酒を飲む

晩酌が日課の人も、歯が痛い時は我慢してください。

時々「アルコール消毒だ!」と言う人もいますが、お酒で消毒にはなりませんのでやめましょう。

アルコールは血行が良くなり痛みが増し、症状が悪化します。

お酒を飲むことで一時的に感覚がマヒし、痛みが消えたように感じる人もいますが、酔いがさめたときにさらに酷い痛みが待っています。

・お風呂に入る

体温が上がると歯の痛みが増します。

お風呂に入ると体温が上がり、血行が良くなり、痛みが強くなってしまいます。

歯が痛い時はぬるめのシャワーで我慢してください。

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さいごに

ここで紹介したのはあくまで応急処置です。

歯が痛くて寝れない時に、歯科医院へ行くまでの時間をなんとか乗り切るための応急処置です。

応急処置で歯が痛くなくなったからといって、そのまま放置してはいけません。

応急処置を繰り返していたら全然痛くなくなった・・・という場合は、虫歯が治ったのではなく虫歯が進行して神経がダメになっている可能性もありますので、必ず歯科医院で診てもらうようにしましょう。