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毎日、お風呂の掃除をしているのに、排水溝が臭いと思ったことはありませんか。

くつろぎたいお風呂の時間。

そんな時に「排水溝が臭い!」なんて嫌ですよね?

排水溝の臭いの原因は何か?

お風呂の排水溝の臭いを取るために、掃除で何を使えばいいか調べてみました。

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お風呂の排水溝の臭いの原因

まず、お風呂の排水溝の臭いの原因はなんなのでしょうか。

排水溝には、入浴やシャワーを使用する度に、髪の毛や皮脂、垢、石鹸、シャンプーやリンスなどが流れます。

それらは、カビや雑菌が繁殖するための栄養素となります。

お風呂場は高温多湿のため、元々カビや雑菌が繁殖しやすい場所でもあります。

雑菌が繁殖した結果が排水溝が臭い原因の一つと考えられます。

さらに、雨の日は湿気が増えて、雑菌の繁殖も増え、臭いが増すこともあります。

また、アンモニア臭を感じたことはありませんか?

排水管はトイレの排水と繋がって一緒になっていることが多く、アンモニア臭がすることもあります。

通常は、排水溝にトラップ(水たまり)があり臭いは上がってこないようになっていますが、髪の毛などが詰まり、水がなくなると悪臭が上がってきます。

急にお風呂の排水溝が臭うようになったら、トラップに水が溜まっているか確認して下さい。

重曹+クエン酸でのお風呂の排水溝の掃除方法

家庭で簡単にお風呂の排水溝の臭いが取れるものとして重曹と酢〈クエン酸〉があります。

重曹もクエン酸も、どこでも手に入れられますし、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使えるものです。

では、重曹とクエン酸を使用したお風呂の排水溝の掃除について説明します。

〈用意するもの〉

・掃除用の手袋
・使い古しの歯ブラシ
・重曹 
・クエン酸(お酢で代用可) 
・水 適量
※重曹とクエン酸の量が1:1になるようにすれば大丈夫です。

〈掃除方法〉

小物編

手袋をつけて、小物を濡らし重曹を振りかけて、その後クエン酸を振りかける。

なじませて30分放置した後浮いてきた汚れをブラシでこすって洗い流して完了。

排水溝編

排水溝のフタを開け、手で取れる髪の毛などのゴミを取り除き42℃のお湯で2分洗い流す。

大まかにゴミが取り除けたら、まず重曹を振りかけた後にクエン酸を排水溝全体に振り掛けます。

この時、ケチらずにたっぷりと振りかけてください。

そこに水を少量かけると、ブクブクと発砲してきます。

お酢を使用した場合は、お酢をかけるだけで発砲します。

そのまま30分放置します。

30分経過したら、歯ブラシで擦りながら42℃のお湯で洗い流します。

すると、こびりついた黒カビや汚れが簡単に落ちます。

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ハイターを使ってのお風呂の排水溝の掃除方法

重曹やクエン酸では心許ないという方にはハイターを使った方法はいかがですか?

〈用意するもの〉

・掃除用の手袋
・マスク
・ゴーグル
・使い古しの歯ブラシ
・バケツ
・ハイター(キッチンハイターで代用可能)

〈掃除方法〉

ハイターが目にはいってしまうと大切な目を損傷してしまうので、保護する為にゴーグルやメガネをかけましょう。

小物編

バケツにカビハイターと水を1:5位の割合で溜めて、排水溝カバー、網などの小物を30分くらいつけ置く。

ふやけてきた石鹸カスやカビを歯ブラシなどでこすり落して小物は完了!

排水溝編

大まかなゴミを取り、強めのシャワー(42℃くらいのお湯)で2分ほど洗い流す。

その後ハイターを吹きかけて15分ほど放置して最後に再び42℃のお湯で2分位洗い流し完了。

ハイターはカビ取り専用の商品もありますが、キッチンハイターなど塩素系のものならなんでも大丈夫です。

しかし1つ目に紹介したクエン酸と2つ目の塩素系の洗剤は、混ぜると塩素ガスを発生するので必ず洗剤は単体で使ってください。

排水溝の掃除は、週1回はするようにして下さい。

排水溝に定期的に洗剤が流れることで、ぬめりと臭いが軽減され、汚れもつきにくくなります。

掃除後は、浴室内を乾燥させ、雑菌の繁殖を抑えることも臭いを防ぐ上で大切です。

「自分でお風呂の排水溝の掃除をするのが面倒!」「排水溝を触りたくない!」という人は、業者にお願いしてもいいと思います。

業者なら、高圧洗浄機で一気に排水溝を綺麗にしてくれます。

業者にお風呂の排水溝の掃除を依頼した場合、相場は2~4万円だそうです。

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最後に日々の一工夫

お風呂の排水溝の臭いを防ぐためには、こまめな掃除と浴室内の湿度を下げることが大切だと分かりました。

掃除自体は簡単にできますが、お風呂場の排水溝はカビや臭いドロドロ汚れなど普段目にする事がない強烈な汚れで、考えるだけで腰が重くなり敬遠したくなる方も多いのではないでしょうか?

そんな方には、排水溝のフタを撤去してしまのも1つの方法だと思います。

見栄えは悪いですが、毎日汚れの状況が分かるので気づいた時にささっと掃除することが出来て、尚且つ空気に触れる部分が増えるのでカビの繁殖も抑えられ、本格的なお掃除の頻度も減ると思います。

また、水回りは濡らした後に放置するのが1番良くないので、お風呂に1番最後に入った人が拭く!のひと手間をする事で後々の掃除がグッと楽になりますよ。

お風呂を快適に保つため、週1回は今回紹介した方法で掃除してみて下さい。

皆様のお風呂・シャワーの時間が、素敵なリラックスタイムになることを願っています。