出産の痛みが怖い。

これは初めての出産の人でも、何回目かの出産の人でも変わりません。

だって痛いんです!!そんな気持ちを克服したい!少しでも和らげるには?そんな風に考えたりしますよね。

痛みの種類は様々だと思います。

陣痛がキツイ人。

お腹で大きくなり過ぎた赤ちゃんが出てくる時痛かった。

など。

でも、出産の痛みを怖いとは思わないでくださいね。

痛みに弱い人はどうしても怖い!と思いがちですが、ママの「怖い」の気持ちが赤ちゃんに伝わるのはよくありません。

好きな音楽を聴く、好きな香りを炊く、呼吸法、パパに励ましてもらうなど、赤ちゃんの為に、怖い気持ちを少しずつ和らげることに意識を集中しましょう。

怖い気持ちを和らげることによって、母体はリラックスするようになり、分娩がスムーズに行くこともありますし、何より赤ちゃんへの影響が良い方向に働きます。

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出産の痛みが怖いのを克服する方法

まず痛みは克服できません。

だって痛いですから(笑)

しかし怖いのは克服できると思うのです。

昔から「十月十日」と言いますが、約十か月も自分のお腹の中でスクスク育ってきた我が子にうまくいけば、数時間後に会えます!

「ようこそ。赤ちゃん!!」です。

その気持ちを赤ちゃんに伝える事が大切です。

他にも、赤ちゃんは体内にいるときからお母さんの心情を察していると言う話を知っていますか?

出産の痛みに恐怖を感じるということは「わたし(ぼく)が怖いの?」ということになりかねません。

赤ちゃんは「産まれても大丈夫~?」と不安を感じてなかなか出てこれないかもしれません。

何が言いたいのかというと、ママのメンタルが赤ちゃんに影響を与えるということです。

要は考え方です。

出産の痛みを和らげる方法は、色々あるかと思いますが、今回は出産を経験したママたちの体験談をご紹介したいと思います。

出産の痛みは実際どうだったか、出産の時にどう取り組んだのかなど、「出産の痛みを感じにくい考え方」がわかると、出産の痛みに対する不安を少しでも取り除けるかもしれない!と思い、出産を経験した4人のママたちの実体験をご紹介します。

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出産の痛みを和らげる方法~体験談~

出産を経験したママたちの体験談

<2人の子を自然分娩で出産したママ>

・みんな産んでるから、死にそうなくらい痛くはないんじゃないかな!という気持ちで臨んだからか、1時間くらい陣痛で痛かったけど、思ったより痛くはなかったです。

陣痛室では、痛い時には意識があるけど、その痛みが引く時に眠たすぎて寝そうになって、それを繰り返していました。でも、看護師さんが寝ちゃダメっていうから、その都度頑張って起きてました。

でも、あとで調べてみたら陣痛の時に眠くなるのは、よくあることで、赤ちゃんが眠らせるホルモンを出すようで、ママが最後にいきむために体力を温存させる必要があると感じたらホルモンだすようになってるみたい!

赤ちゃんって、すごい力を持ってるんだなぁ!と感じました。

産後出血がひどくて、先生が子宮にガーゼを入れる時が、出産より痛くて仕方なかったです!

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<2人の子を自然分娩で出産したママ>

・1人目の時も2人目の時も、陣痛が始まったら、赤ちゃんに「がんばろうね!ママのところに出ておいでね!大丈夫だよ!」「怖くないからね」など気持ちを伝えてました

ママだけじゃなくて、赤ちゃんも勇気を振り絞って出てこようとしてるから、「頑張って~!」と必死でした。

自分自身の痛みに意識をもっていかないようにすることも良かったのかなぁと思います。

友達の出産体験談を聞いて、自分でも実践してみたら、思ったより苦しまず、赤ちゃんに気持ちが伝わってるような感覚でとても神秘的でした。

だから、2人目も同じような気持ちで出産を迎えられ、安産でした。

出産の痛みも多少感じますが、何より赤ちゃんが頑張って出てきてくれた時は、本当にうれしかったし、とっても心がスッキリした気持ちで、無事に赤ちゃんが出てきてくれて安心しました。

<1人の子を予定帝王切開で出産したママ>

・逆子だったので、先生から帝王切開と言われ、その日から自分のお腹を切ることへの不安と恐怖心でいっぱいでした。

ネットで帝王切開についてたくさん調べてしまいました。帝王切開の手術方法とか、術後の痛みがひどいとか、余計怖くなって、その怖さを克服することなく手術の日を迎えました。

麻酔の先生が説明に来てくれた時に、自分の不安をすべて吐き出しました。

先生もそれに付き合ってくれ、、赤ちゃんの為にも頑張るしかないと自分の中で決心して、手術に挑みました。

術後は、痛み止めのおかげか思ったより痛みは少なく、頭痛があったくらいです。

でもあちこち痛かったので、先生に相談したら座薬を入れたところ、すごく効きました。

それからは痛みに悩むことは全然なくなったので、座薬に感謝しています!

<1人目を緊急帝王切開、2人目を自然分娩で出産したママ>

・1人目の時は、38週で赤ちゃんの心拍数が弱くなってるということで真夜中の緊急帝王切開でした。

麻酔が効いていたので、出産時には痛みは全くなく、先生が赤ちゃんの背中をトントンして産声を上げた時には喜びの涙を流して幸福感の絶頂でした。

しかし、3時間の麻酔が切れると、激痛に襲われ、何度もナースコールを押しちゃいました。

それを帝王切開を経験したことのあるママ友に話したところ、「もっと痛み止めを強くしてもらえばよかったんじゃない?」と言われ、それも考えられなかった状態だった気がします。

帝王切開は術後が大変だったので、2人目こそ自然分娩したい~~!という気持ちがすごく強くなりました。

大きな総合病院だと一度帝王切開したら必ず2人目以降も帝王切開なので、自然分娩させてくれる個人病院をさがして、無事に2人目をVBAC出産出来ました!

VBAC出産とは、帝王切開の自然分娩での出産で、リスクを伴う出産と言われていますが、その個人病院の産院の先生がすごく信頼できる先生で、「絶対大丈夫!」と言ってくれたので、VBAC出産の怖さはなかったです。

初めての陣痛室での陣痛の痛みは、呼吸法だけでしのぎました!

痛みはありましたが、1人目が生まれた時のあの感動がもう間近だと思うと、「もう少しで会える!」という前向きな気持ちが強くなって、無事に生まれてくれることを願って呼吸に集中しました。

分娩台に乗ったら、先生に破水させられ、すぐ「いきんで!」と言われ一度力を入れると、スルッと出てきてくれました!

自然分娩の産後の体がこんなにも軽いことに、すごく驚きだったので、次の出産も自然分娩希望します!

最後に

4人のママたちの体験談を聞いただけでも、色んなドラマがありますね。

出産は、本当に大変なことです!

でも、ママと赤ちゃんが一緒に息を合わせて、気持ちを伝え合って出産に導かれるということが本当に神秘的です。

自分のお腹の中に赤ちゃんがいると分かった日から、赤ちゃんに話しかけるようにすると、ママ一人が大変じゃないんだな!という気持ちになって、心にゆとりが持てるようになるかもしれませんね。

ぜひあなたも、出産に対する「痛み」や「怖い気持ち」を取り除いて、赤ちゃんと一緒に出産を迎えられるように願います。