木枯らし1号に関するニュースが流れ話題になりましたね!
2016年東京で木枯らし1号が観測されたそうです。
東京で冬の訪れを知らせてくれるのが木枯らし1号なのです。
木枯らし1号という言葉は聞いたことあるけど、実はあまり良く知らない・・・。
今回は2016年東京で観測された木枯らし1号とはどんなものなのかまとめましたのでご覧ください!
2016年東京で観測された木枯らし1号って何?
2016年東京で観測された木枯らし1号とは何なのか説明します。
木枯らし1号とは、季節が秋から冬にその年初めて吹く北よりの強い風のことをいいます。
秋の終わりと冬の到来を実感させてくれるいわゆる秋の風物詩となっているそうです。
木枯らし1号と観測される定義は、風速毎秒8メートル以上の風が吹き、この風は必ず北側から吹いていなければいけないとされています。
加えて、前日よりも気温が3℃以上下がっていることも定義とされています。
木枯らし1号が東京と大阪で観測された場合に日本の気象庁から発表があります。
ちなみに、木枯らし1号と名前が付いていますが、東京や大阪で木枯らし2号3号の発表は行われていません。
東京で観測された木枯らし1号という強い北風は、冬型の気圧配置が現れた時に吹きます。
木枯らし1号の強風の影響で、災害が起こるおそれがあるので、気象庁は注意報や警報などを発表して、注意や警戒をうながすそうです。
木枯らし1号の影響で路上のものが飛んでくる可能性もあるので、小さい子を連れての外出は気をつけなければなりませんね。
2016年東京で観測された木枯らし1号が吹く条件とは?
2016年東京で観測された木枯らし1号は、どのようにして日本にやってくるのでしょうか?
ユーラシア大陸から日本に向かって吹いてくる風を冬の季節風と呼び、この季節風が日本海を渡るときに水分を含んで向かってきます。
一般に日本列島の中央部には連山が連なっているため、日本海ではこの季節風が雨や雪を降らせることで水分を失います。
結果、山を越えた太平洋側では乾燥した空気となって、これが吹きぬけることにより木枯らしになります。
過去に観測された木枯らし1号と比べてみよう
2016年東京で木枯らし1号が観測されたのは11月9日でした。
ちなみに近畿地方(大阪)は、10月29日です。
地方によって、観測される日も違います。
過去の統計上では、東京と大阪同時に木枯らし1号が発表された1987年以降、木枯らし1号が観測されなかったのは大阪で1992年のみあるそうです。
1995年から2014年で木枯らし1号の観測が最も早かったのは、東京で10月18日(2000年)、大阪で10月25日(1993年)です。
1995年から2014年で木枯らし1号の観測が最も遅かったのは、東京で11月18日(2012年)、大阪で12月19日(2003年)です。
過去三年間の木枯らし1号をみてください。
2013年 東京 11月11日 大阪 11月4日
2014年 東京 10月27日 大阪 10月27日
2015年 東京 10月24日 大阪 10月25日
2016年の東京で観測された木枯らし1号は11月9日でしたから、去年に比べると16日遅い発表だったことが分かりますね!
いかがでしたか?
来年東京や大阪で木枯らし1号が観測されたニュースを見たら、より冬を感じることができるのではないでしょうか?
木枯らし1号が観測されたら、強い風にも十分注意することを忘れないようにしてくださいね。