健康のため、ダイエットのため、なにか理由があってランニングをしている人もいれば、純粋に「ランニングが好き!」という人もいますよね。
ジムに通ってランニングマシーンを使っていたり、自宅にランニングマシーンを持っている人もいるかもしれません。
ランニングと、ランニングマシーンって、効果の違いはあるのでしょうか?
「ランニングが好き!」という人にとって、効果の違いは気にならないことだと思いますが、健康やダイエットのためにランニングを頑張っている人にとって、効果の違いがあったらちょっと考えてしまいませんか?
今回は、ランニングと、ランニングマシーンの効果の違いについてお伝えします!
ランニングとランニングマシーンの効果の違いは?
結論からいうと、ランニングとランニングマシーンの効果の違いは「あります」
・風や空気の抵抗の違い
風や空気の抵抗は、たとえ無風の時でもランニングで前に進もうとするとわずかでも感じることができますよね?
ランニングはほんの数分ではなく、長い時間走ることが多いので、風や空気の抵抗で体に負荷がかかります。
しかし、ランニングマシーンの場合は屋内でその場で走るので、ほとんど抵抗がなく体への負荷も少なくなり、カロリー消費も少なくなります。
・地面の違い
地面はずっと平坦なアスファルトではありません。
ランニングをする場所にもよりますが、地面がアスファルトなのか、土なのか、その素材や硬さによって膝への負担が変わってきます。
また、地面の小さな凹凸や、平坦な道だけではなく坂道を走ることもあり、膝へ負担がかかることがあります。
膝への負担を軽くするため、無意識に走り方がかわって体への負荷がかかります。
しかし、ランニングマシーンの場合は同じ面がぐるぐる回っているので、膝への負担は少ないですね。
・走る時の姿勢の違い
ランニングは、自分の足で一歩を踏み出していきますが、ランニングマシーンは地面(走行面)が動きます。
ランニングに比べて、ランニングマシーンは自分から一歩踏み出すことがないので足への負荷が少なくなり、カロリー消費も少なくなります。
ランニングとランニングマシーンを上手に使い分けましょう
体への負荷を考えると、ランニングのほうが効果が期待できますね。
しかしランニングマシーンは、傾斜をつけて使用するとランニングよりも効果が得られることもありますし、膝への負担が少ないので膝を痛めにくいともいえます。
膝を痛めてランニングをやめてしまった人も大勢いますので、凹凸があったり硬い地面を走るランニングより、ランニングマシーンのほうがいい場合もありますね。
気持ちの面を考えると、ランニングは屋外を走るので景色が次々とかわります。
体全体で風を感じ、季節を感じ、いろんな匂いも感じることができます。
ランニングコースが同じ人と親しくなって交友関係が広がることもあるかもしれません。
健康やダイエットのためだけではなく、気持ちをリフレッシュするためにランニングをする人も大勢いますよね。
ランニングとランニングマシーンは効果の違いがあり、それぞれに良い面があります。
その時の気分や天気などで、ランニングにするか、ランニングマシーンにするかを選べるのが、ちょっと贅沢ではありますが一番良い方法かもしれませんね。