唇が突然腫れたら自分も周りの人たちもびっくりしますよね?
見た目も気になりますが、ヒリヒリしたりかゆかったりして食べたり飲んだりするのも辛いですよね。
唇が腫れる原因は何なのでしょうか。
アレルギーや蕁麻疹と関係するのでしょうか?
唇の突然の腫れの原因について、またアレルギーや蕁麻疹と関係あるのか調べてみました。
唇が突然腫れる原因
唇が突然腫れる原因として、ストレス・ウイルス・アレルギー・虫刺され・日焼け・唇を噛んでしまったためなどが考えられます。
ストレスがかかると肌荒れなどのトラブルが起きやすくなり、唇にも症状が現れ腫れることがあります。
ウイルスによる唇の腫れの原因のひとつに帯状疱疹があります。
就寝中などに気づかずに虫に唇を刺された場合、虫の成分が体内の抗体と反応して腫れることがあります。
唇は体の他の部位に比べて、皮膚が薄くメラニン色素が少ないため紫外線の影響を受けやすく日焼けします。
唇が日焼けすると、カサカサになり皮がむけたり腫れたりします。
唇を誤って噛んでしまった場合も腫れることがあります。
唇を噛んだら出血することがあるので、まずは出血を止めて下さい。
傷があると雑菌が侵入して炎症が悪化するので、水で洗い流して唇を清潔に保ちましょう。
アレルギーによる唇の腫れ
アレルギー物質が唇に接触することにより唇の粘膜が炎症を起こし、唇が腫れたり水ぶくれができたりします。
アレルギー反応を起こすものとして、口紅やリップクリームなどの化粧品、歯磨き粉、食べ物、金属、花粉などがあります。
唇が突然腫れた時は、直前に使用した化粧品や食事内容を振り返ってみて下さい。
その中に唇が腫れる原因となったと考えられるものがあれば、しばらく中止して様子を見て下さい。
もし、アレルギーによって唇が腫れている場合、アレルギーの原因物質に繰り返し触れていると症状が重症化することがあります。
アレルギーの可能性があるけれど原因物質の特定ができず心配な時は、皮膚科受診をして相談して下さい。
唇の腫れは蕁麻疹と関係あるのか?
蕁麻疹と併発するものに血管性浮腫というものがあります。
クインケ浮腫とも呼ばれるものです。
まぶたや唇などが突然腫れて、数時間のうちに見た目でも腫れているのがはっきり分かる状態になります。
腫れは10㎝ほどにもなることがあります。
腫れは局所的で、指で押しても指の痕は残りません。
かゆみはなくヒリヒリとした痛みを感じることが多く、腫れは2~5日間程度で自然にひきます。
血管性浮腫は、アレルギーや物理的な刺激によるものもありますが、原因がはっきりしないものが半数を占めます。
唇が腫れた時の対処法
唇の腫れている場所を冷たいもので冷やすと、炎症が抑えられ症状が改善します。
ただ腫れている部分を氷や保冷剤などで直接冷やすと冷たすぎるので、タオルなどで包み温度を調節して下さい。
もしかゆみがある場合、かいてしまうと皮膚が傷つき傷口から雑菌が侵入し炎症が酷くなることがあります。
唇の腫れがひかず、痛みやかゆみが落ち着かない場合は、早めに皮膚科受診しましょう。
最後に
唇が突然腫れる原因は様々あることが分かりました。
唇だけが何らかの原因で腫れることもありますが、病気の症状の一つとして唇が腫れることもあります。
唇が腫れてなかなか症状が治まらない場合は、自己判断せずに早めに医療機関を受診することが大切です。