寝なきゃいけないのに眠れない・・・そんな経験はありませんか?
ベッドに入ったのに眠れないまま時間ばかりが過ぎ、眠れない原因を考えてますます眠れなくなったり。
特に眠れない原因が思い当たらないのに、なぜだか眠れないこともありますよね。
眠れない原因が思い当たらない・・・もしかしたら、それはストレスや不安があるのかもしれません。
現代人は日々、ストレスや不安にさらされているといわれています。
眠れない原因にストレスや不安がどう関係しているのか、お教えしますね。
眠れない原因は何?
<眠れない原因1:ストレス>
寒すぎる、暑すぎるなどの気温がストレスになったり、痛みやかゆみなど身体症状がストレスになることもあり、これらは物理的ストレスといいます。
物理的ストレスとは別のもので、人間関係の悩みや、災害、失業など「嫌だ」と感じる物を精神的ストレスといいます。
不安や辛さ、悲しさなどを長期間感じ続けるとそれがストレスとなり、体が拒否反応を起こしてしまい、眠れない原因になってしまいます。
<眠れない原因2:不安>
眠れない日が続くと、「眠らなければいけない」「なぜ眠れないんだろう」「今夜こそ眠れるかな」と不安が増していきます。
そうすると眠るために必要なリラックスをすることができず、気持ちがどんどん焦ってしまい眠れない原因になってしまいます。
「眠れない」と考えることそのものが不安となり、悪循環になってしまうのです。
<眠れない原因3:不規則な生活>
生活リズムが崩れると、体のリズムも乱れてしまいます。
体のリズムが崩れると、睡眠に悪影響を与えて眠れない原因となってしまいます。
人は体内時計を持っていて、暗くなれば眠くなりますが、最近は深夜でも明るかったり、パソコンやスマホの影響があって体内時計が乱れてしまうのです。
<眠れない原因4:運動不足>
人の体は、体温が夕方から夜にかけて急激に下がると寝つきがよくなるといわれています。
昼間活発に活動したり、意識して運動をしていると体温が上がりますが、ほとんど動かずに座っているだけの人や、デスクワークが多い人は運動不足になり、眠れない原因になってしまいます。
<眠れない原因5:カフェインやアルコール>
カフェインは寝る前に摂取すると眠れない原因になってしまいます。
カフェインには覚醒作用や利尿作用があるので、寝る前に摂取するのは避けましょう。
眠れないからとアルコールを摂取しても、寝つきが良くなるのは最初のうちだけです。
そのうち量を増やさないと眠れなくなり、アルコールを摂取しないと眠れなくなってしまいます。
アルコールは睡眠の質に悪影響を及ぼしますので、寝る前に摂取するのは避けましょう。
眠れない原因がストレスや不安のときはどうしたらいい?
眠れない原因がストレスや不安だった場合、不眠症やうつ病などになる可能性があります。
そうなる前に、できるだけストレスや不安を取り除きましょう。
ストレスや不安をひとりで考え込んだり抱え込まずに誰かに相談したり、紙に書きだして客観的にみることで気持ちを整理すると、気持ちが落ち着くことがあります。
寝る前に嫌なことを思い出したり考え込んだりすると、眠れない原因となってしまいますので、嫌なことを思い出しそうになったら深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。
眠れない日が続いて辛いときは、市販薬を試してみたり、医師に相談するのもひとつの方法です。