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生まれたての赤ちゃん、すごく可愛いですよね。

新生児を見ていると、皆が笑顔になれるような気がします。

皆を笑顔にしてくれる新生児ですが、ママにとっては心配が多い時期でもありますよね。

すくすく母乳の泉

あまり寝てくれない…ずっと泣いている…あまりミルクやおっぱいを飲まない…体重が増えない…など自分が想像していたのと違ったりすると不安になることも多いかもしれません。

平均体重や身長の曲線とにらめっこしながら、いつまでにこれだけ成長していれば良いのね、フムフムなんて思っているママもいるかもしれません。

平均体重や身長はあくまでも平均、そして世の中に溢れる情報が必ず我が子に当てはまるとはかぎらないのであまり神経質にならないでくださいね。

赤ちゃんにとっては、ママがおおらかな気持ちで過ごしている空間が安心できる場所なのですから。

それでは、今回は生まれて間もない新生児とはいつまでのことを言うのか?体重はいつまでにどのくらい増えると良いのか?新生児の平均体重はどのくらいなのか?などのママが気になる新生児の体重についてご紹介しようと思います。

目次
1.新生児というのはいつまで?
2.新生児の体重はいつまでにどれくらい減るか知っていますか?
3.新生児の体重の増減と平均体重
4.28日間の新生児期の過ごし方

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新生児というのはいつまで?

「新生児のうちに見てやってね」なんてお友達同士で会話したことはありませんか?

「新生児のうちにと言っても、そんなすぐに行って迷惑にはならないのだろうか?」と思ったことがある人もいるかもしれませんね。

新生児と言うと、産まれてすぐから1か月くらいと思っている人が多いと思いますが、正確には産まれてすぐから28日間の期間が新生児と言われているようです。

なので29日目からは乳児になるということです。

ちなみに、乳児と言うと産まれてから1歳未満の赤ちゃんなので1歳からは幼児ということになります。

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新生児の体重はいつまでにどれくらい減るか知っていますか?

これは出産前に是非知っておいてほしい知識です。

母乳やミルクをよく飲んでいるようなのに、体重が増えない、と心配するママもいるかもしれません。

看護師さんや助産師さんは知識がありますので「大丈夫ですよ」「順調ですから心配ありませんよ」と声をかけてくれるでしょう。

でも大丈夫な理由が分からないと、やはりいつまでも心配することになってしまいますよね。

『新生児は生後5日頃までに出生時の体重よりも3~10%減ります』

これは自然な現象です。

産まれてすぐの赤ちゃんの体の中には、分泌物や老廃物が溜まっています。

それらはオシッコやウンチ、汗となって体の外へ排出されるのですが、その排出量が母乳やミルクを飲む量より多いので一時的に体重が減るのです。

これを生理的体重減少と言います。

生後1週間から2週間ほどで元の体重に戻ります。

注意しないといけないのは、体重が減らない場合や体重が減ったまま元に戻らない場合、出生時の10%以上体重が減っている場合です。

しかし経産婦でも5日程度は入院していることが多いと思いますので、上記のようなことが起こっていれば、産院で適切に対応してくれるはずなので、あまり心配しなくても大丈夫です。

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新生児の体重の増減と平均体重

先に述べたように生後5日までは体重は減少することが多いです。

生後1週間から2週間の間に、出生時の体重まで戻ります。

その後、一日で20g~30g程度増加するようになってきます。

一か月検診の頃までに700gから1000g程度増加していることが多いです。

ただしこれも個人差がありますので、神経質になりすぎないように。

赤ちゃんが機嫌よく、毎日元気に過ごせていれば大丈夫です。

平均体重は、厚生労働省が10年周期で全国の乳幼児を対象に調査しています。

その調査から発育曲線も作成されています。

●新生児の平均体重  3076g
・男子2100g~5170g
・女子2130g~4840g 

●生後一か月頃
・男子3600g~6000g
・女子3400g~5500g

●生後二か月頃
・男子4400g~7200g
・女子4200g~6700g

赤ちゃんの成長は個人差があります。

基本的には前回の検診時よりも体重が増えていれば心配ありません。

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28日間の新生児期の過ごし方~小さく生まれた赤ちゃんを持つママへ~

産院から送り出され、新生児の小さい赤ちゃんをおくるみにくるんで抱きながら、新生児期特有のフワフワしたような動きを見て、「かわいいなぁ」と感じますよね。

特に初めてのお子さんを家族として迎えたときに、今まで自分のお腹の中にいた赤ちゃんが、この小さい赤ちゃんなんだなぁとかみしめると思います。

家に一緒に入ると今までいなかった存在が1人増えて、天井を眺めたり、ふにゃふにゃしながら、オムツがぬれたりお腹がすくと泣いたりして、存在感を徐々に感じますよね。

そう感じられている時は、まだママの心にも余裕があります。

ママも、出産という大仕事をしているわけですから、5日位入院したからと言って、体はまだ万全ではありません。

ママの体も休ませながら、赤ちゃんのお世話をするようになります。

新生児の赤ちゃんは、何kgで生まれたかによって母乳にしても、粉ミルクにしてもグビグビ飲む子やまだ上手に飲めない子がいます。

特に小さく生まれてきた子は、吸引力が弱くてすぐ疲れちゃったり、胃が小さいのでちょっとの量を飲んですぐお腹いっぱいになったりして、頻回授乳が必要になることが多いです。

そうなると、新生児の赤ちゃんが泣くことが多くなるので、そのお世話をするために、ママがまとまった時間で休むことができなくなります。

小さく生まれた赤ちゃんは、やはりママもたくさん飲ませてあげて、大きくしてあげないと!と体重のことも気にしてしまい、心も休まる時間がありません。

ママが横になる時間をまとめて取れなくなると、ママの心が徐々に乾いてきてしまします。

家事全般を手伝ってくれるパパやお母さんたちがいると、ママが休めなかったり、気持ちが落ち込んだりしたときは、預かってもらって、休む時間をとることが一番いいですよね。

しかし、それができないママも多いと思います。

パパも気遣ってはくれるけど、なかなか思ってるように動いてくれなかったり、ママの気持ちも限界に来ると思います。

頻回に泣く小さな新生児と向き合いながら、ママは夜中も休まず授乳したり、あやしたり・・・。

どんどん泣きたくなってきますよね。

そういう時は、泣いてください。

気がすむまで泣ききったら、思ったより気もちが楽になります

そして、自分の親の大変さを実感して、親に対して感謝の気持ちが湧くでしょう。

そこが親として自覚を持てるポイントになります。

親の苦労を実感してこそ、心から子供を立派な子に育てるぞ!とスイッチが入ります。

小さく生まれてきたこの新生児の赤ちゃんは、たくさん泣くけど、大きくなりたいって言ってるんだな!と苦しかった時の気持ちを切り替えて、優しい気持ちでお世話してあげましょう。

「体重を増やさないと!」と気持ちが焦っていては、ママの気持ちが穏やかにはなりません。

赤ちゃんは、必ず大きくなっていきます!

ママが一緒にいてくれるんだから大丈夫!

「おっぱいだから、人に預けられなくて、休めない・・・。」というママは、赤ちゃんが大丈夫そうなら、ミルクに変えてみてはいかがですか?

おっぱいにこだわりたいのであれば、ママが気持ちの限界を迎えないように、リフレッシュをする工夫をしながら愛するわが子と一緒に楽しく過ごしたいですね!

子育ては、始まったばかりです。

平均体重に達していない時もあるかもしれませんが、平均は平均なのです。

徐々に大きくなっていくので、そんなに心配しないでください。

平均体重うんぬんよりも、ママの気持ちがおおらかで、優しいママであってくれることが新生児の赤ちゃんとママにとって嬉しいことです。

この小さい新生児期は大変ですが、この機会に赤ちゃんを通していろんな人とコミュニケーションをとったりして、楽しみながら過ごしましょう!