寒い季節になると手足が冷える・・・。

つらい冷え性でお悩みの方は多いと思います。

冷え性は一朝一夕で改善するものではありません。

冷え性の改善には長い時間を要し、なかなかに根気が必要です。

しかし、つらい冷え性が食事や飲み物で改善できるとしたらどうでしょうか。

ここでは日々口にする食事や飲み物で冷え性を改善できる方法を解説します。

金時生姜の恵

食事や飲み物での冷え性改善ポイント!

冷え性は女性の天敵。

さまざまな体の不調を起こします。

そんな冷え性を食事や飲み物で改善するためには、いくつか覚えておきたいポイントがあります。

冷え性改善ポイント1:消化させる

食事をすると、食べたものが消化されますが、消化吸収する時に熱が生まれるため、体温が上がりやすくなります。

食事を始めたら、よく噛むようにしてください。

そうすると、細かくなった食べ物が胃へ到着した時に、負担をかけずに消化しやすくなります。

胃は、さらに食べ物と消化酵素を混ぜ合わせて、おかゆの状態にして、吸収しやすくするために激しく動きます。

胃周辺の筋肉が活発に運動し、その運動が長いとよりたくさんの熱が生まれるため、体温が上がりやすくなります。

よく噛まずに食べてしまうと、スムーズに消化できず、胃や腸に負担がかかり、胃痛や便秘にも繋がってしまいます。

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冷え性改善ポイント2:代謝を上げる

食事の栄養を熱やエネルギーに変える「代謝」は体内における必要不可欠な化学反応です。

代謝に必要な栄養素をたくさん食事などで摂っていると、熱もたくさん生まれます。

栄養素の中で、特にタンパク質の消費エネルギーは、炭水化物よりも約3倍程多く、脂肪より約10倍程多くエネルギーを発散します。

これらの栄養バランスのいい食事を減らしてしまうと、十分な熱やエネルギーが作られなくなるので、代謝が低くなります。

タンパク質は、筋肉の材料になるので、その筋肉を動かす運動を取り入れて、血液の循環を良くすることに繋がります!

ただし、タンパク質には脂肪がついているものも多いので、脂肪の少ない部位を選んだりと工夫してみて下さい。

冷え性改善ポイント3:交感神経を刺激させる

辛い物を食べると体が温かくなりますよね?

温かくなるのは、辛味成分が交感神経を刺激し、脳が熱を作るよう指示しているからです。

その他にも、辛味成分は嗅覚や味覚を刺激するので、食欲増進させる働きもあり、エネルギー代謝を高めてくれる働きもあります。

食事や飲み物に適度に利用して、交感神経を刺激させ、体温を上げましょう!

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冷え性の改善に効果的な食事とは

それでは、上記でご紹介した冷え性改善ポイント2.3の食べ物について、効果的な栄養と、その栄養を豊富に含む食材をご紹介しようと思います。

食事に含まれる代謝を上げる成分血液を促進する成分です。

食事改善ポイント1:代謝を上げる成分

熱エネルギーを生み出す代謝を上げる成分です。

中でも欠かせないのが、ビタミンB群タンパク質の代謝に必要な葉酸です。

  • ビタミンB群豚肉(ビタミンB1)や大豆食品(ビタミンB2)、(ビタミンB2)、カツオ、さんま、アジ、鮭(ビタミンB6)などに含まれています。

    ビタミンB1は糖質の代謝、ビタミンB2は脂質の代謝、ビタミンB6はタンパク質の再結合時に不可欠です。

    いずれも代謝に必須の栄養素になります。

  • 葉酸は3大栄養素の代謝や体内でタンパク質を再合成する際にも必要です。

    不足すると体内の熱を生み出す力も弱まります。

    枝豆やブロッコリー、小松菜、ほうれん草、アボガドなどに含まれています。

食事改善ポイント2:血流を促進する成分

交感神経を刺激し、血管を拡張したり、熱を発生させて血流を改善するもの。

ビタミンE、オメガ3、カプサイシンなどの辛味成分などがその代表です。

  • ビタミンEは老化防止ビタミンともいわれ、自律神経を整える作用も持ちます。

    これを多く含む食材は、カボチャ、ほうれん草、アーモンド、ごま、しゃけ、うなぎなどです。

  • オメガ3は血中の悪玉コレステロールを減らす働きもあり、さんま、いわし、アジ、サバ、うなぎ、くるみ、まぐろ、納豆など大豆食品に多く含まれています。
  • カプサイシンなど辛味成分はやはり唐辛子などに多く含まれています。

    これは気軽に食事などにも使いやすいですよね。他はししとう、しょうが、カレー粉、玉ねぎなどにも含まれています。

これらの食材が多く含まれる食事をすれば、熱を生み出しやすい体になっていき、冷え性の改善が見込まれます。ぜひ積極的に食事にとりいれてみてください。

んどのようです。

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冷え性の改善に効果的な飲み物とは

お茶や紅茶に、しょうがをはじめとした体を温める食材を加えるだけで、冷え性改善に効果的な飲み物にすることができます。

  • 特に発酵している温かい紅茶やプーアール茶、烏龍茶は体を温めるお茶です。

    紅茶にはしょうがとお好みのジャムを入れて飲めば、しょうがの辛味も抑えられてぐっと飲みやすい飲み物になります。

  • 他にも、オススメな飲み物は黒糖を入れたココアです。

    ココアはポリフェノールが豊富で血流改善に有効です。黒糖を使って甘みを出せばミネラルも摂れます。


ぜひ一度試してみてください。

逆に、体を冷やしてしまう飲み物もありあます。

市販されている温かい飲み物は、一時的に体が温まりますが、その飲み物の成分が発酵してあるのかしてないのかなど、体を温める成分で作られていなければ、逆に体を冷やしてしまうことになります。

コーヒー、緑茶、清涼飲料水、牛乳、豆乳、ビールなどは、体を冷やす飲み物なので、特に冷え性の方は飲み過ぎないように気を付けてくださいね!

原材料が暖かい国で育ったものは、体を冷やすように作られていていて、寒い国で育ったものは、体を温めるように作られているものがほと

まとめ

幼いころから冷え性の友達は、漢方で冷え性を治しましたが、漢方も高いし美味しくないので、なかなか手につかない方も多いと思います。

日ごろの食事や飲み物を摂取して冷え性を改善できると良いですよね!

冷え性改善に効果のある食べ物や飲み物を積極的に摂取するようにして、体の内側から体を温める代謝の良い体を作り上げたですね!

しょうがパウダーやトウガラシなどをいつでも持っておき、いつもの食事や飲み物にふりかけて使ったりするのも、改善策ですね。

冷え性改善に効果のある食材はたくさんあるので、時間がある時には、いろいろ組み合わせて、あなたの口と体に合う食べ物や飲み物を作るのも、楽しみの1つになると良いですね!