日本人の多くは「痔」を経験しているそうです。

「痔」にはいくつか種類がありますが、ここでは「痔」の患者さんの半数近くが経験しているといわれる「いぼ痔」について考えてみたいと思います。

出血したり、腫れて痛かったり、不快感があったり、出来ることならいぼ痔は経験したくないですよね。

もしもいぼ痔になってしまったら、効果的な治し方はどういうものがあるのでしょう?

病院でちょちょいと治してもらえれば楽なのですが、デリケートな場所だけになかなか病院へ行く勇気が出ませんよね。

病院へ行かずに、食事や体操でいぼ痔が治せたらいいな~と思う方も多いかもしれません。

自分でできるいぼ痔の治し方、いぼ痔に効果的な食事や体操はどういうものがあるのか、お教えしますね。

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いぼ痔の治し方ってどういうものがある?

いぼ痔の治し方は、食事や体操のほかに以下のものがあります。

<いぼ痔の治し方1:温める>

いぼ痔は、血流が悪くなることで症状が現れます。

体が冷えると血流が悪くなるので、温めると効果的です。

お風呂にゆっくり入ったり、外出のときにはカイロを使ったりしましょう。

体全体を温めるのはもちろん、お尻や肛門を優しく温めてくださいね。

<いぼ痔の治し方2:薬を使う>

いぼ痔に効果的な市販薬は多く販売されています。

薬剤師と相談して自分に合う薬を選んでください。

<いぼ痔の治し方3:病院へ行く>

自分だけではどうにもできない!

なんだかよくわからなくて怖いから医師に相談したい!

最初から病院へ行くつもり!

いろんな考え方がありますが、放置して悪化したりほかの病気の可能性があったりするので、勇気を出して病院へ行ってください。

完全予約制や、女性限定、日帰り手術が可能などなど、デリケートな場所の治療なので病院もさまざまな配慮がなされているので、自分に合いそうなところを探してくださいね。

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いぼ痔に効果的な食事は?

いぼ痔は、病院で治療をしても再発しやすいものです。

再発させないためにも、食事を見直してみましょう。

いぼ痔の症状のほとんどは、便通と密接な繋がりがあります。

便秘でも、下痢でも、いぼ痔になりやすくなってしまいます。

便通を良くするには、食事を見直すのが一番です。

ゴボウやレンコンなどの根菜類は食物繊維が豊富ですので、腸壁に適度な刺激を与えて便通をスムーズにしてくれます。

また、コンブやワカメには水溶性の食物繊維が含まれており、便を柔らかくしてくれます。

体が冷えることも便通が乱れる原因となってしまいますので、生姜を食事に取り入れて体を温めるのも効果があります。

ヨーグルトなど、善玉菌を含む食べ物は腸内環境を整えてくれます。

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いぼ痔に効果的な体操は?

いぼ痔の治し方のひとつに、肛門括約筋を鍛える方法があります。

・いぼ痔に効果的で、いつでもどこでもできる体操

肛門を意識し、力をいれながらゆっくりと締め、息を吐きだします。

次に、ゆっくりと息を吸いながら肛門の力を抜いていきます。

これを5分ほど続けます。

毎日コツコツと続けることで効果が期待できます。

通勤電車や仕事の休憩時間などにもできますし、ヒップアップも期待できますよ。

・いぼ痔に効果的だけど、やりすぎ厳禁の体操

排便後に立った姿勢で、肛門を持ちあげるイメージで力を入れ、肛門をすぼめて3秒保ちます。

力を抜いて肛門を緩め3秒保ちます。

この動きを3セット、排便後に行います。

この体操をすることで、排便時にいきんだ状態の直腸がもとに戻り、うっ血を解消し、いぼ痔に効果が期待できます。

しかし、やりすぎると逆効果となりますので、朝晩の2回程度にしておきましょう。