ロンドンへの旅行をご計画ですか??ロンドンは古いものと新しいものが混ざり合っている素敵なところです。
素敵な古い街並みのなかに広くて緑の多い公園があったり、無料で入れる素晴らしいミュージアムや、ミュージカルなどのエンターテイメントを見ることができる劇場もたくさんあります。
2012年のロンドンオリンピックを境に新しいショッピングモールができましたのでショッピングも楽しいですし、いろいろな国の人がいるのでいろいろな国のお料理も食べることができます。あなたの旅行はとても楽しいものになること間違いなしです。
しかしロンドンは日本からとても遠いところです。それ故に時差が生じますし、時差ボケも起こってしまいます。
せっかくの旅行を楽しくするためには長く乗っている飛行機での時差がタイムマシンのように感じることができたらいいですね。時差について理解しますと対策も考えやすいと思います。
そしてイギリスで導入されている夏時間についてもこれを機にしっかり理解しておきましょう。時差ボケも吹き飛ぶような楽しいロンドン旅行をになるようにとおもっています。
☆日本からロンドンへの飛行時間は?
日本からロンドンへの飛行時間はどのくらいなのでしょうか?およそ12時間30分とおもってください。
あなたが乗る航空会社にもよりますが、だいたい12時間30分となり、その飛行機が乗り継ぎ便であるようでしたらそれにプラス2~3時間余計にかかるということになります。
☆日本とロンドンとの時差は?
日本とロンドンとの時差はどのくらいだと思いますか?それは9時間です。ただし3月の最終日曜日から10月の最終土曜日までの夏時間の時期は8時間差となります。(※夏時間については後程お話しします。)
もし夏時間でない期間、11時に日本を出発してロンドンに12時間30分かかって到着しましたら時計は日本のままなので23時30分ですね。
現地の時間に合わせるために時計の針を9時間巻き戻してください。14時30分がロンドンの時間となります。旅行中に『日本は今何時なのかな?』とおもったら、ロンドンの時間に9時間プラスすると日本の時間です。
なんだか日本が9時間分未来に感じますね。気のせいですが、自分が9時間分若くなったような気がしませんか?
☆そのために生じてしまう時差ボケ
9時間も時差があるとどのようなことがおこるのでしょうか?夏時間でない期間、11時に日本を出発してロンドンに飛行機で12時間30分かかって到着しましたら時計は日本のままなので23時30分ですね。だから身体は日本のまま夜23時30分なのです。
でもロンドンは昼過ぎの14時30分です。時計の針は戻せますが、身体は巻き戻すことができません。そこで時差ボケが生じてしまうのです。ホテルへ着いて寝ようとしてもなかなか眠ることができないという現象が起きてしまいます。そして、翌日の観光の最中には眠たくなってしまいますね。
時差を感じるか感じないかは人それぞれだそうです。気にしないで過ごせる人もいます。身体に生じる時差は、だいたい1日につき30分から1時間くらいで調節していくそうです。
1時間づつ調整してゆくと9日間、30分づつ調整だと18日間かかって現地の時間と身体の時間がなじんでいくということです。あなたは身体に時差を感じやすいタイプですか?時差ボケはとてもつらいですよね。
☆時差ぼけ対策を考えてみよう
あまりこむずかしく考えてしまうと余計に意識してしまって疲れてしまうので、シンプルに飛行機が到着した時間が今の時間であると思いこむことが大事かもしれません。
あなたの乗る飛行機が何時にロンドンへ到着するのかを事前に調べておいて飛行機の中ですごすことが、対策としてのポイントになってくるかと思います。
日本からロンドンへ到着の飛行機は夕方くらいに到着する便が多いようです。そうするとホテルへついてスムーズに寝ることができるように飛行機の中ではできるだけ起きて過ごすことがよいかと思います。朝到着の場合は飛行機ではできるだけ眠るとよいでしょう。
日本への帰国の飛行機は午前中に到着の便が多いかもしれません。機内で快眠できるように快眠グッズをいくつか持参するとよいですね。あとは飛行機に乗ったらすぐにお手持ちの時計を現地の時間に合わせて飛行機の中を過ごすということも有効かと思います。
飛行機の中では映画を見たり、最近はWi-Fiもつながるそうです。快適な空の旅をお楽しみいただけると思いますので、12時間30分はあっという間でしょう。
☆ところで夏時間とは??
夏時間という制度は日本では導入がさせていませんのでなじみがありませんね。お仕事で海外とかかわりがある方にはにはすこしだけなじみがあるのではないでしょうか?
イギリスでは夏時間制度が導入されています。なぜかというと、イギリスでは夏は夜明けが早く、冬は日の出が遅いので、日の光を有効に使って活動し、電力の使用を減らそうということが目的なのだそうです。
とてもエコな制度ですね。なんと1916年くらいから導入されているそうですよ。ちなみに日本でも夏時間の導入は検討されたこともあるそうですが、さほどメリットがないのでいまのところは導入されないそうです。
イギリスでは9月を過ぎるとどんどん日が短くなります。10月末には朝7時でもまだ真っ暗ですので、明るい時間のほうへ1時間ずらして生活するのです。4月ごろからはどんどん日が長くなり、7月は朝は早くから日が出て夜はいつまでも暗くならないのです。
夏時間のスタートは3月の最終日曜日です。そして終了日は10月の最終土曜日です。夏時間開始日には標準時間より時計の針を1時間早めるのです。よって、日本とロンドンとの時差は夏時間のあいだは8時間差となります。
夏時間が終了しましたら、時計の針を1時間遅らせて、標準時間にあわせます。日本とロンドンの時差は9時間となります。
もしあなたの旅行がこの夏時間の開始日や終了日に当たる場合は気を付けてくださいね。
年に2回うちじゅうの時計の針を早めたり遅めたりするのは、時間をゆがめているような不思議な感覚です。携帯やスマートフォン、パソコンなどは自動対応しますので今の時代は便利です。
とにかく冬の1ンドンの暗さはとても厳しいです。朝は真っ暗です。どんよりしたお天気が多いせいもあります。暗いことは身体にもよくないです。日の光と身体はとても密接な関係にあります。なのでこうした夏時間の制度は身体にも良いのだなと感じます。
☆さいごに
飛行機での時差や、日の長さに合わせての時間調整の夏時間など、つくづく地球はまるくて大きいのだなと感じます。そして私たちの身体はとてもデリケートですね。時差ボケの対策についてはすこしはお役に立てたでしょうか?
もしロンドンに滞在中に夏時間の開始日や終了日に該当する際は時計の針を直すことを忘れないでくださいね。ホテルではチェックインの際にホテルの方がお客様へお知らせくださる場合もあるそうですが、原則はお客様へ特別な対応はないそうです。
ツアーの集合時間や、電車や飛行機の時間、ご予約したミュージカルの開始時間やお店のオープン時間など、ご予定に影響が出ませんようにくれぐれもご注意くださいね。
ロンドンの冬は暗いですが、ロンドンの街はイルミネーションがとてもきれいに飾られて暗いなりの楽しみ方ができるような工夫がとても上手にされています。そしてロンドンの夏の日が長い時期もお外で楽しむイベントがたくさんあります。
あなたがどの時期にロンドンへいらしても、ロンドンはあなたを楽しませてくれるはずです。そしてそれはたとえ時差ボケになったとしても時差ボケを忘れてしまうくらいですよ。