季節を問わず忍び寄る冷え性の恐怖! 冬はもちろん、春や秋は気温の急な変動で、夏はクーラーで、冷え性の体は容赦なく冷えます。冷えの原因となるストレスもなかなか解消できなくて、冷え性は悪化するばかり、なんとか改善したい!という方も多いのではないでしょうか。

そんな方にぜひ試してほしい簡単な運動があります。

ここでは冷え性が改善できる簡単な運動を紹介します!

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冷え性は簡単な運動で改善できる!

冷え性の原因のひとつには運動不足があります。運動不足は筋肉量を低下させます。筋肉は体温の3割を生み出す発熱器です。この筋肉量が低下すると、血行が悪くなり冷えが進行してしまいます。

かといって、冷え性を改善する目的で長い時間の運動や簡単でない高負荷の運動をする必要はないのです。

全く運動をしない生活というのが問題なので、言ってしまえばラジオ体操第一くらいの簡単な運動を毎日継続的に続けるだけでも、運動不足による冷え性は改善することができるのです。

冷え性の改善にオススメな簡単な運動

冷え性の改善のためにオススメする簡単な運動をいくつか紹介します。

姿勢や歩き方をチェックして、正しい歩き方で歩いてみる

熱をつくる筋肉を鍛えるため、また血流のポンプ機能を強化して冷え性を改善するのに最適なのは歩くことです。それも正しい姿勢で歩くこと。

まず、正しく立つことが正しく歩くことに繋がります。頭から足まで1本の軸が通るイメージを持ちながら、視線はまっすぐに保ち、あごはやや下げ、骨盤を立てて、膝をぴんと伸ばして立ってみます。

そして歩くときは、胸から下を足とイメージ。みぞおち(肋骨のすぐ下・中央のくぼんだ所)から足を振り出すように意識します。骨盤を前に倒して、重力で体が前へ倒れる力を利用して足を踏み出します。あまり大きな歩幅で歩こうと意識しなくてもいいので、自然な歩幅で、かかとから着地しましょう。ひざは曲げず、骨盤をひねって踏み出してください。一本の線をまたぐようなイメージで、つま先が常に内側ではなく外側を向くように着地しましょう。

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ふくらはぎを伸縮させる

座った状態でできる簡単な運動もあります。膝を支えて足を宙に伸ばし、そのままつま先を自分の体の方へ倒します。ふくらはぎが伸びているのを感じましょう。次にそのままつま先を体の反対側にピンと伸ばしてみましょう。このときふくらはぎにさわると、ぎゅっと固くなっているのがわかります。このつま先の運動で、血液を心臓に戻すポンプの役割をするふくらはぎが伸縮し、ポンプ力がアップします。ポンプ力がアップすると血のめぐりが良くなり、冷え性の改善が見込めます。

片足上げストレッチ

箱や階段などに片足をかけ、かけた足に体重を乗せたままお尻を伸ばす。そして腰を両手でささえて、お腹を突き出すように押します。これを左右で行います。この運動もとても簡単ですが、足先までポカポカになります。

まとめ

運動不足は筋肉量の低下を招きます。そして筋肉量の低下は冷え性を招きます。

全身の筋肉の7割は下半身に集中しています。この下半身を動かす簡単な運動をすることで、効率よく筋肉をつけることができ、冷え性の改善につながります。運動不足を自覚していて、冷え性がなかなか改善しないとお悩みなら、ぜひ、下半身を動かす簡単な運動を取り入れて、冷え性と決別しましょう!

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