「年子育児」って大変ですよね!
私の子供も長女長男が年子で、今は小学生なので、小さい年子を連れているママたちを見るたびに心境がわかり、「あれくらいだと、年子だよねぇ。小さい時は本当に大変だから、本当にお疲れ様です~!」と心でつぶやいています。
小さい時は、ちっちゃい赤ちゃんが2人になるので、出かけるにしても、家の中だとしてもママが1人で2人を見るとき、安全面に関しては危険性が上がるので、この面ではデメリットが強いですね。
でも、私は振り返ってみると、「年子で本当に良かった!」と思っています。
そう思えるということは、とっても大変だった年子育児のデメリットを打ち消すメリットがすごくあったんだろうな!と思います。
そこで、この機会に妊娠中から小さい時の年子育児のメリットデメリット、5歳くらいから年子育児のメリットデメリットはどんなことだったかなどを振り返ってみようと思います。
今回は、年子を持つママ友2人と「年子育児について」の座談会を開いたので、そこで上がった内容をまとめてみました。
年子育児のデメリット
【2人目妊娠中】
妊娠中も抱っこが必要。
妊娠中の抱っこは、お腹の負担が大きいです。
しかし、子供はママの妊娠中の大変さがわからないので、抱っこを拒むと泣いたりして、余計手がかかり大変なことになるので、ママの体調優先ですが、無理をしない程度に抱っこをしてあげる必要がありますよね。
ママの体調が優れない時は、好きなおもちゃを渡したり、好きな歌を歌ってあげたりして、抱っこの回数を減らす工夫をするのもママの体にとっては大切ですね!
お散歩が危険で大変。
お腹が大きくて走れないので、子供がママの手を振り払って走り出しちゃったら、全力で追いかけられないので、危なすぎた!
どんな子供かにもよるけど、上の子が男の子のママ友の話では、「妊娠後期には上の子がもう走れるので、できれば外にいきたくなかったけど、男の子だからか外が大好きで、外に出ると嬉しくて走り出しちゃって、車とか自転車とかもある道だったから、本当怖かった~!」と言ってました。
【産後~4歳くらいまで】
ママが休めない。
夜泣きは、一般的に半年から一歳半くらいまでといわれています。
これは、本当に一般的なことで、子供によって夜泣きする子、しない子がいます。
子供2人ともよく寝れる子だと、ママも下の子の授乳だけで休めますが、上の子がよく寝れなかったら、ママは下の子の授乳もして、上の子を抱っこして寝かしつけないといけなかったりで、夜寝れません。
夜に限らず、上の子がお昼寝ができない状態であれば、なおさらママもお昼寝させてもらえないので、疲れがたまる一方のママ。
お出かけが大変!
ちょっとのお出かけでも、2人を連れて行かないといけないので、ママは大変です。
上の子が4歳くらいまでは、2人を連れて外に出すと、2人ともちょこまかして危なっかしく、「危ないよ!っもう!」とよく言ってましたね。
車を使う場合、目的地に着いてからベビーシートから外して、下の子を抱っこひもで抱っこ、上の子をベビーカーに乗せるなど、目的地に着いてからやることが多いです。
自転車の場合、下の子を抱っこやおんぶ若しくは、前部座席に座らせ、上の子を後部座席に座らせます。
そして、目的地に着いたら、上の子は、ベビーカーがないので、歩くことになり、「歩けない、抱っこ」となると、大変すぎます!
徒歩の場合は、下の子をおんぶか抱っこ、上の子をベビーカーにのせたりするので、近所のスーパーや図書館などに行くのには、まだ楽かもしれません。
ただし、電車やバスなどに乗ると、同じ車両の人たちの迷惑にならないように神経を使うし、そこで、子供が大声を出したり、泣き出したりすると、ママは本当に大変で疲れてしまいますよね。
荷物の量は、かなり増えます。おむつも着替えも2人分。
遠出するときには、かなりの準備と時間が必要ですね。
特にミルク育児の場合は、粉ミルク、1回分のお湯、哺乳瓶も必要になるので、かなり荷物がかさばります。
泣き出した時に使うお気に入りのおもちゃなども必需品なので、2人分のおもちゃが必要です。
でも、遠出する時は、パパも一緒のことの方が多いのでこれらの荷物をパパと2人で持つので、その分少しは楽になりますね。
たくさん買い物が必要な時は、ネットスーパーで買えるようなものであればまとめて買って、配達してもらうのが一番ですね!
新鮮な食材は、実際目で見て買いたい場合は、土日に1時間だけパパに子供を預けて、買いに行ったり、急に洗剤が切れちゃった!という時は、パパの帰宅帰りに買ってきてもらったりして、なるべく買い物に子供を連れて行かない方がママの為ですね!
日用品が一気に2人分かかる。
おむつやおしゃぶり等の日用品は2人分かかる。
私たち3人とも、上の子の服をお下がりできるかと思って、服をとっておいたのに、3人ともお下がりを着せられなかったです。
子供2人が男女だったら余計男の子らしい服、女の子らしい服をそれぞれ着せたくもなりますしね。
でも、子供2人が男の子のママ友も、お下がりできない服が多かったようで、上の子と下の子の生まれた季節があわないと、お下がりの服を着せられないですね。
あと、上の子のおもちゃを下の子がほしがって、おもちゃの取り合いで喧嘩してしまうので、おもちゃでの喧嘩を防ぐために、上の子のおもちゃを買う時には、下の子の分も買ってしまうママもいました。
上の子の遊ぶおもちゃなので、下の子は使い切れないで終わってしまうので、これは無駄な出費になっちゃいますね。
大きな出費が続く。
年子だと、幼稚園の制服などはお下がりが出来ずに2人分新品を用意、ランドセル・勉強机など、学校入学の準備・受験などの出費が続きますね。
※私を含めて3人とも、夫が仕事で帰宅するまでの間などで大変だったことを挙げています。
年子育児のメリット
【小さい時~小学校低学年】
2人で遊んでくれる。2人で成長してくれる。
私の子供たちは、下の子がハイハイし始めたころから、もう2人で遊んでました。
一緒にいる時間が長く、2人が友達感覚で遊んでます、今も。
親がもし喧嘩していても(良くない事ですが・・)2人で一緒にいられて、2人の間でいつの間にか守る守られる関係性ができていたようです。
子供部屋を作った時も、2人で同じ部屋を使うようにしたので、寝るときも1人じゃなくて寂しくなかったと思います。
すんごい喧嘩しても、次の瞬間にはもう仲直りしたのか2人で笑ってたり、喧嘩をしてる時はこっちはひどい光景を見るので、口を出しちゃいますが、すぐ仲直りするのがわかってからは、口を出すのも減りました。
上の子の友達も、下の子の友達として一緒に遊んでくれるし、小学校の授業内容や行事など、上の子がやってるから、親も慣れてて、下の子も取り掛かりやすいですね。
同じ小学校なので、何かあっても親は安心です。
育児期間が年の差がないほど短くなる。
育児期間が短いと、早く育児から卒業できるため、仕事も早く復帰できました!
仕事しないママは、自分の時間がゆっくりとれるので、趣味に没頭したり、新しいことを始めたりと、自分磨きの時間が増えそうですよね。
保育園入園が有利になる。
待機児童数問題が依然改善されない中、仕事復帰を考えるママにとって保育園に入園できるかどうかはとても重大ですよね。
実は年子だと保育園の入園が有利になる保育園もあるので、希望の保育園に問い合わせてみたらいいですね。
でも、ママ友のある市では、年子でも関係なく下の子が上の子の保育園になかなか転園できなくて、保育料の高い認証保育園にずっと入ってます。
一日も早く認可保育園に入りやすいように市が取り組んでほしいですよね!
保育園や幼稚園の割引(補助)がある。
保育園や幼稚園は、兄弟が同時に在籍する場合には、補助金が出たり割引が出たりという減額制度があります。
下の子を保育料が高い認証保育園に通わせているので、補助金は、助かっているようです。
市区町村により制度内容や補助額等は異なるかと思いますが、金銭的負担が軽減するのは大きなメリットですね!
学校行事にまとめて出向くことができる。
働くママにとっては、行事がひとまとめに済むというのは、大変ありがたいことですよね。
復帰後も子供の行事にまとめて参加できるので、多く休みを取る必要もなく、職場に迷惑をかけてしまう事も少なくて済みます。
最後に
さて、メリットとデメリットをまとめてみましたが、いかがでしたか?
振り返ってみると、小さい時に年子育児のデメリットがたくさんありましたね。
本当に小さい時は、大変ですもんね!!
子供が保育園に入ってからもママは、仕事に家事に育児に大変ですが、保育園に入る前までは、四六時中、2人の小さい赤ちゃんの年子育児と家事とで休む暇がないママもいると思います。
どんな家庭環境なのか、まわりに面倒を気軽にお願いできる親族やママ友などがいるのかどうかなども関係していきますが、育児はママ1人ではいっぱいいっぱいになります。
2人の可愛い赤ちゃんをママが楽しく育児できることが、子供にも、ママにもとっても良いことなので、子供をどなたかに預けて、ママがリフレッシュする時間を作る事が必ず必要だと思います。
土日にパパが「2人見るから、カフェでも行ってきてね!」と言ってくれるようなパパだったら、ママもうれしいですよね!
それが難しく、土日も仕事だったり、なかなかまだ子供に興味が出てこないパパもいます。
そういった場合は、1人か2人の赤ちゃんを実母に預けたり、一時保育に預けたりして、貴重な数時間をママのために作って気分転換して下さることをお勧めします!
子供が大きくなるにつれて、年子の2人の絆が強くなっていく2人のママ友の意見がありましたが、年子の2人を育てる際に気を付けたことを聞いたところ、「お姉ちゃんだから、我慢しなさい。」など、上の子だから言われて嫌なことは言わないように徹したようです。
親のその気持ちが、上の子と下の子の気持ちをマイナスにさせることなく対等な気持ちでお互いを大事にしあった結果だったのかなぁ。と思いました。
私たちのこの座談会の内容は、少人数による年子育児の体験談なので、もっとメリットもあるだろうし、もっとデメリットも考えられると思いますが、あなたの年子育児の参考にでもなれると嬉しいです。