日本から最も近い海外のリゾート、グアムですが、近いとは言っても飛行時間はどれくらいで、時差は何時間かご存じでしょうか?例えば、羽田から沖縄の飛行時間は2時間ほど、成田から上海までの直行便の飛行時間は3時間弱で時差は1時間です。
ではグアムの飛行時間と時差はだいたいどれくらいか、予想できますか?ここでは、グアムと日本の時差と時差について、そして飛行時間と機内での過ごし方についてご紹介します。
日本との時差はわずか1時間
日本から近いといわれるだけあって、時差はわずか1時間です。グアムの方が日本より1時間早くなりますので、到着までに時計の時間を調整しておきましょう。
1時間だけですから、時差ボケの心配はありません。時差ボケ防止対策も不要と考えてよいでしょう。
早朝出発あるいは深夜出発の飛行機を予約した方は、時差ボケこそありませんが、機内で睡眠をとることになりそうですから、眠気対策でアイマスクを持参しましょう。
飛行時間は3時間半程度
羽田・成田からグアムへの飛行時間は3時間半程度です。ちょっと遠出するくらいの間隔で海外に行けるのがうれしいですし、エコノミークラス症候群の心配もありません。
時間帯にもよりますが、早朝に出発すれば午前中には現地に到着しますし、午前中で仕事を切り上げて午後出発の飛行機に乗れば、その日のうちにグアムに到着します。短距離ですぐに行けるアクセスの良さも、グアム旅行の人気の理由かもしれません。
どう過ごす?短い飛行時間を有意義に過ごそう
たった3時間半とはいえ、何もせずに到着を待っているだけでは退屈ですよね。到着までの時間も有意義に過ごすために、3時間半でできる充実した機内の過ごし方をご紹介します。
読書・映画など王道の過ごし方を満喫しよう
海外旅行を何度も経験している方なら、お気に入りの機内での過ごし方があるかもしれません。グアムは3時間半程度ですので、長時間のフライトを楽しむことはできませんが、映画1本なら最後まで鑑賞できますね。読書も、機内で過ごす時間を充実したものにするツールの一つですが、最近ではコスト削減の観点から機内誌と機内販売を省略している路線も増えているようです。
暇を持て余すことのないように、本を1冊機内に持ち込んで、到着まで読書に集中するのもいいですね。3時間半のフライトですので、1冊読み終えるのは難しいかもしれませんが、有意義な時間を過ごしたい方は1冊だけでもカバンに忍ばせておきましょう。
充実の機内エンターテイメントを楽しもう
最近では航空業界でも電子機器の活用が積極的に行われています。
飛行機の離着陸時にスマホやパソコンなどの電子機器の電源を切らなければならなかったのが、2014年9月に電波を発信しない状態(機内モード)なら使用を認められるようになったのが記憶に新しいでしょう。
例えば、ユナイテッド航空とデルタ航空の場合、日本からグアム・サイパンまでの短距離リゾート便では座席にパーソナルモニターが搭載されていません。国内線の座席と同じようなつくりになっています。
ですから、ユナイテッド航空とデルタ航空でグアムに行かれる方はスマホか、タブレットを持参して、機内でWi-Fi接続を行い、機内エンターテイメントを利用することになります。
外資系航空会社の短距離リゾート便で機内エンターテイメントを楽しむ方法
日本-グアム路線で座席のパーソナルモニターがない外資系航空会社では、乗客が手持ちのスマホかタブレットで機内エンターテイメントを利用します。
パーソナルモニターを利用した機内エンターテイメントに慣れている方は、わざわざWi-Fi接続しなければならない点で少々不便に感じるかもしれません。
しかし、Wi-Fiへの接続状態は良く、一から使い始める機内のモニターとリモコンを利用するよりは、普段から使い慣れている端末で機内エンターテイメントを利用する方が、快適だと思う方もいるようです。
ここでは、デルタ航空を例に機内Wi-Fiに接続する方法を具体的に説明します。
まず、離陸から安定飛行に入るまではWi-Fiを利用することはできません。
安定飛行に入り、機内でこのようなWi-Fi接続可能のサインが出たら接続を開始します。
インターネットのブラウザを開くとデルタ航空の機内オンデマンド・サービス「デルタ・スタジオ」に自動的にアクセスされるので、そこから機内エンターテイメントのメニューを閲覧できます。
映画や音楽など、コンテンツの内容は通常の中長距離便とほとんど変わらず、充実したコンテンツを楽しむことができます。
このように、飛行位置が分かるフライトマップも、機内Wi-Fiで確認できます。自分が今、どのあたりを飛行していて、到着予定時刻はどれくらいかを知りたくなるのは、飛行機に乗っている人なら当然気になるところですよね。
スマホだと画面が見づらいのでタブレットをお持ちの方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。もしくはこれを機に、タブレット端末を購入するきっかけにもなりそうですね。
機内食は通常より少なめ
3時間半という短時間のフライトで、客室乗務員ができるサービスは限られてきます。そのため、どこの航空会社でも機内食もお弁当などの軽食を配布しているところが多いようです。
ご飯の時間帯を避けたフライトなら軽食でもお腹を満たせますが、お昼時や夕食時など、ある程度ボリュームのある食事を希望する方は、搭乗前に出発ロビーで食事を済ませておくか、出発前にコンビニでおにぎりなどの軽食を購入し、機内で食事をするなどの対策を取りましょう。
なお、機内で配られる飲み物は、コーヒーやジュースだけでなく、ビールやワインなどのアルコール類も無料となります。
【番外編】これを持っておけば安心!座席ポケットに入れておくべきもの
グアムまでの飛行時間は諸外国に行くよりは短いものの、より快適に過ごしたいものですよね。旅行準備の段階で、機内で快適に過ごす準備も万全にしておきたいものです。
海外旅行の際、バッグは次の3種類を用意しましょう。
①チェックインの時に預けるスーツケースなどの手荷物
②機内に持ち込み荷物入れに入れるか、座席の下に置いておくカバン
③座席ポケットに入れておいて離着陸時でもさっと取り出しできる小さめのカバンまたはポーチ
機内ではあまり使わないお金やクレジットカードは②のカバンに入れておき、機内ですぐに出し入れするものを入れるために③を用意しておくのです。
座席ポケットにも入るような小さめのポーチかカバンがおすすめです。以下に「座席ポケットに入れておくべきものリスト」をご紹介します。
①パスポート
機内で入国カードを記入する際、パスポート番号が必要となるので、③のポーチまたはカバンに入れておきます。
②黒のボールペン
入国カード記入の際に使います。
③目薬・リップクリーム
機内は乾燥しているので、目や唇が渇いたときに使えます。
④アイマスク
先述した通り、早朝・深夜便など眠い時間帯のフライトの際には睡眠時間確保のために持参しましょう。
⑤ガイドブックや書籍、音楽プレーヤー
機内でのひまつぶしに最適なグッズです。
⑥スマートフォン・タブレット
機内エンターテイメントにWi-Fiでつなぐ場合は、座席ポケットに入れておきましょう。
まとめ
グアムに行くまでの3時間半、短いように感じますが何もしていないと3時間半でも長く感じてしまい、退屈に過ごしてしまいかねません。
時差ボケはないものの、窮屈な座席でできる時間つぶしは限られてきますので、自分に合った快適な過ごし方を見つけてみてくださいね。