思いがけなくダンナが休みが取れるという朗報。「じゃあ、旅行に行っちゃおうよ、子連れで」、ということになりました! !

日本から近くて英語が通じて、治安がよくてテーマパークみたいなのがあるところは……ということで、香港に決定。

でも、初めての子連れ旅行。何を持っていけばいいのか、持っていくと便利な持ち物、欠かせない持ち物は何なのか、ちょっとすぐには思いつきません。

家にいるとき、あたりまえに使っているもの、お出かけのときに欠かさず持っていく持ち物はあるけれど、香港に子連れで旅行するのに、いつもの持ち物で間に合うの? 香港への子連れ旅行で欠かせない持ち物って?さっそく調べてみました。

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香港子連れ旅行の必需品と機内持ち込みの注意点は?

子どもが3~4歳くらいであれば必要ありませんが、もし乳幼児であるならば、香港子連れ旅行には、いろいろと持ち物が必要になってきます。まずは紙おむつやおしりふき。使い慣れたものを持ち物に加えましょう。

現地でも購入できますが、日本製に比べると品質が劣っていたり、使いにくかったりすることも。ふだん使い慣れたものを持っていけぱ安心です。

そのほか香港子連れ旅行で必要な持ち物は、哺乳瓶、ミルク、授乳ケープ、おしゃぶり、タオルといったところでしょうか。紙おむつ処理袋も忘れずに。多めに用意して、機内に持ち込みましょう。

国際線の検査場では、液体物の持ち込みがチェックされます。では、ベビーミルク、ベビーフードはどうなるのでしょうか。結論からいうと、ベビーミルク、ベビーフードは液体物持ち込みの制限の対象外となるため、乳児同伴であれば検査場を通過することができます。

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通過の際に魔法瓶のなかに入れておいた粉ミルク用のお湯も確認してもらえば、機内への持ち込みが可能です。

ただし、そういった事情以外での機内への液体物の持ち込みには制限があります。国際線の場合、100ml(g)を超える容器に入ったあらゆる液体物は、機内への持ち込み持ち込みが禁止されています。

液体物は100ml(g)以下の容器に入れ、容量が1リットル以下のジッパー付きの透明プラスチック製袋(タテ20センチ以下×ヨコ20センチ以下のサイズでマチがないこと)に入れた場合は、手荷物として航空機機内への持ち込みが可能となります。

しかし、透明プラスチック製袋の持ち込みは一人につき一つのみ、と厳しく制限。これに反すると、せっかく持ってきても没収されてしまうのでご注意を。

機内では、幼児は飽きてグズるもの。そんなときのために、お気に入りのおもちゃも忘れずに。ただし、機内での電子音は他の乗客の方に不快な思いをさせてしまう可能性が高いので、音の出ないものを選んでくださいね。

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赤ちゃん連れなら、これを忘れずに!

赤ちゃんを持つママの悩みの一つが、べビーカーをどうするか、ですね。やはりあったほうが便利です。そして、抱っこひももあったほうがいいですよ。場所に応じて使い分けをするということですね。

携帯用の粉ミルクも必要ですが、いまは、小分けのスティックタイプやキューブタイプがあるのでおすすめ。持ち物に加える前に、ちゃんと食べてくれるかテストしてみてください。問題は哺乳瓶の洗浄です。

旅先で熱湯消毒などはできないことが考えられますから、消毒用の薬剤を持ち物に加えておくのがよいでしょう。ミルクを溶かすのに必要なお湯は、魔法瓶タイプの水筒に入れておくと便利。香港旅行中に、お湯はホテルの部屋で沸かし、それを保温できる水筒に入れて持ち歩くようにします。

哺乳瓶の清潔さを維持するためには、使い捨ての哺乳瓶がいいかもしれません。ただし、使い捨て哺乳瓶がうまく使えるかどうか、香港へ行く前に自宅でテストをしておきましょう。

離乳食も現地で買えますが、味が違うため赤ちゃんが口にしてくれないことも。香港のスーバーには日本製のものもたくさん置いてありますが、わざわざスーパーに行く時間ももったいないですし、自分が使っているブランドがあるかどうかもわかりません。

また、香港で販売されているものは量も多いでしょうし、日本に比べて高額になっていることも。やはり、ふだん使っているものをあらかじめ用意して、持ち物に加えるのがおすすめです。

食事の際に利用したいよだれかけは、日本では「スタイ」と呼ばれていますが、英語では「bib(ビブ)」がそれに相当します。「スタイ」「ベビースタイ」は和製英語で、「よだれかけ」を意味しないため、通じませんのでご注意を。

幼児の場合、使い捨てのよだれかけがあると、食事のたびにタオルなどを使う必要がないので重宝します。子ども用のスプーン、フォークなども、使い慣れたものを持ち物として加えておきましょう。

あると便利な子連れ香港旅行の持ち物とは?

100円ショップで買える洗面器、またはフックに吊るせる湯おけがおすすめです。これがあれば洗濯したり、つけ洗いもできますね。トランクに入れて預けに持つにしてしまえば移動の邪魔にもなりません。

次に必要なのは物干しグッズで、洗濯物はバスルームで洗い、バスルームにあるワイヤーへ物干しハンガーを引っかけます。100円ショップで売っているようなもので大丈夫ですよ。洗剤なども小袋に入ったものをいくつか用意しておきましょう。

香港では、外出時に持っていきたいのがウエットティッシュとポケットティッシュ。香港では、ホテル以外にあるトイレのほとんどは洋式ですが、きわめて非衛生的です。和式タイプもたまに見かけますが、日本のデパートのトイレのような清潔感はありません。

さらに洋式の場合、便座が異常に汚れている場合が多く、なかには便座すら取り外されているトイレも現実にあります。男性用トイレの場合でも、男子が思わず引いてしまうほどの汚れっぷり。それもけっしてめずしいことではありません。

というわけで、ウエットティッシュは必携の持ち物といえるかも。トイレットペーパーも備えつけられていない場合が多いため、ポケットティッシュなども忘れてはならない持ち物。

ポケットティッシュは香港の街中で買うのはかなり困難ですから、あらかじめ多めに用意しておくのが無難です。香港子連れ旅行の場合、子どもが急にトイレに行きたくなるのは予想できること。お出かけのときには忘れないようにしてくださいね。

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香港子連れ旅行前に準備しておきたい持ち物は?

香港旅行に行く際にパスポートが必要なことは言うまでもありませんが、日本を出る前に準備しておきたいものがあります。それがパスポートのコピーと顔写真。万が一、パスポートを紛失してしまった場合、何も持っていなければ、再発行にはかなり時間がかかります。

でも、パスポートのコピー(顔写真が貼ってあるページを見開きで)と顔写真があれば、比較的スムーズに再発行してくれることが多いのです。パスポートのコピーは2枚くらい用意しておくと安心ですね。顔写真は2~3枚。準備しておけば、紛失の場合でも再発行はひじょうにスムーズに進むはずです。

ただし、コピーや写真をパスポートのなかや財布などに入れておかないでくださいね。別なところにしっかり保管しておきましょう。また、香港滞在中はマカオに行くとき以外は、パスポートはホテルのセーフィボックスに。外出時には、コピーを持ち歩くようにしましょう。

赤ちゃんといっしょに香港へ行く場合は、あらかじめ母子健康手帳のコピーを持ち物に加えておきましょう。旅行中に、もしものことがあったときも予防接種記録などがわかります。

ボールペンとメモノートを携帯するのもおすすめです。機内で出入国書類を記入する際にボールペンが必要です。メモノートは、香港のお店などで筆談によるコミュニケーションのときに役立ちます。

エコバッグやビニール袋も準備しておく便利。

というのも、2015年4月から、香港のスーパーマーケット(「超級市場」と書かれた看板があるお店がそれ)をはじめとしたすべての店舗で、ビニール袋(プラスティックバッグ)が、冷凍食品などの一部商品用を除くすべてにおいて有料になったからです。

しかも、有料だからといって店の人は必要かどうかなども聞いてはくれませんから、購入した品物はそのまま。ことばに自信がない場合は、エコバッグなどをあらかじめ用意しておくのがいいですよ。

香港子連れ旅行で、季節別に必要な持ち物とは?

香港は亜熱帯地域。4月から雨季にかけて行くときは、雨具を持ち物に加えることをおすすめします。突然のスコール、ということがよくあるからです。

夏場に出かける場合は、カーディガンのようなはおれるものを忘れずに。夏場にカーディガンって、まちがいでは? と思うかもしれませんが、これは本当のこと。

香港では、夏場はとくにどのホテルもレストランも、バス、地下鉄車内にいたるまで、室内空間はすべて冷房が効きすぎているのです。

香港では、雨季や夏場は高温多湿になるため、クーラーはつねにフル稼働。設定温度は20度以下! はじめのうちは快適でも、しだいに半袖では寒いということに。そのため、香港子連れ旅行では、親子ともどもはおれる物が必要になってくる、というわけです。

香港の9月から3月あたりまでは、比較的過ごしやすい時期で、暑くもなく寒くもなくという気候です。12~2月は日本の冬より暖かですから、厚着していくとかえって邪魔になります。やや薄着で日本を出発するほうが、荷物にならなくていいですよ。

まとめ

子連れで香港旅行に行く際の持ち物について、いろいろと紹介してきました。一緒に行くお子さまの年齢によって、必要な持ち物はずいぶん変わってきますね。

小学校低学年の場合、園児の場合、乳幼児の場合とではそれぞれかなり違います。“備えあれば憂いなし”のことばどおり、準備をしっかりやっておけば、楽しい家族旅行になることでしょう!