出産を心待ちにしているママは日頃から体調管理に気を付けていると思います。

しかし、いくら気をつけていてもストレスが原因で体調が不安定になる事がありますよね。

ストレスは万病の元とよく言われるように、強いストレスを感じたり長期的にストレスを受け続けると私達の健康は徐々に損なわれ病気になる事があります。

健康な人間でもストレスが原因で病気になるのですから、体調が不安定な妊婦がストレスを受けるとより危険な状態になる事が予想できますね。

妊婦がストレスを受けるとどんなリスクがあるのでしょうか?考えられるリスクに切迫早産があります。

切迫早産の原因にはストレス以外に体質も関係あるようです。

ストレスが切迫早産にどのように影響するのか、どんな体質が切迫早産の原因になるのか調べてみました。

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切迫早産の原因に体質が関係するの?

切迫早産とは妊娠22~37週未満で出産する早産の手前の状態を言います。

妊婦の15%が経験しているそうで、近年では働く妊婦が増えているのもあり切迫早産はわりと身近に起こり得る問題なのかもしれません。

また、妊婦の体質やストレスが原因で引き起こされる事があるようです。

では、切迫早産の原因は何なのでしょうか?まず考えられるのが子宮の感染症や筋腫等の病気です。

①絨毛羊膜炎(感染症)

切迫早産の原因としてよく疑われる感染症で、膣内環境のバランスを乱し異常細菌が増殖して卵膜に達すると子宮収縮を引き起こし子宮口を広げてしまいます。

また、炎症した組織部分が卵膜を破ることで破水を起こし、切迫早産へつながります。

②子宮筋腫や子宮奇形など子宮に異常がある

③妊婦に糖尿病・心臓病・腎臓病等の合併症がある

④妊娠高血圧症候群である

体質によって切迫早産のリスクがあるのは不安になりますね。

しかし、体調管理や適切な予防、処置を行えば心配はいりません。

持病等心当たりがあれば医者に相談して出産に備えましょう。

次はストレスについてみていきます。

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ストレスが原因で切迫早産を引き起こす?

妊娠するとホルモンバランスの変化によって感情が不安定になります。

涙もろくなったりイライラが収まらなかったり、その変化をうまくコントロールするのはなかなか難しいものですね。

そして神経が過敏になっているのでストレスを受けやすい状態でもあるのです。

このストレスが妊婦を苦しめる切迫早産の原因になると言われています。

妊婦をとりまくストレスはたくさん潜んでいます。

①仕事のストレス

仕事とストレスはきってもきれない関係ですね。職場の妊婦に対して周囲の理解がなければ無理な作業を強制されたり、体調不良で休む事を非難されるなどのマタハラを受けやすくなります。

繊細な人は相当なストレスを感じ参ってしまうでしょう。

②家庭のストレス

妊婦は体調や感情が不安定になりがちなので思ったように家事が出来ずストレスになります。

家族の理解や配慮があればいいのですが、反対に批判される事が多くなれば妊婦に相当なストレスがかかります。

③将来への不安によるストレス

出産や子育てにかかる経済的な不安や子供の発育の不安、妊婦自身の健康上の不安等、人によって感じるストレスは様々あります。

ストレスや体の疲れが原因で子宮収縮が起きやすくなり切迫早産につながります。

なるべくストレスを感じないように自分なりに工夫して生活したいものですね。

では、気をつけて意識しておきたい切迫早産の症状や予防法をみていきましょう。

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体調管理とストレス軽減で切迫早産を予防しよう

まずは切迫早産を疑う症状をあげていきます。

①お腹が張る

10分間隔より短いお腹の張りが規則的に続くと切迫早産の可能性があります。

②不正出血

③下腹部や背部の強い痛み

張りを伴う強い痛みは子宮収縮が始まっている可能性があります。

④破水する

このような症状があれば早急に診察を受けてください。

では、切迫早産の予防として日常で意識しておきたい事は何でしょうか。

①栄養バランスのよい食事をとり免疫力を高める

②適度な運動、散歩をして日光を浴びる

③身体を冷やさない

④身体に負担がかかる作業は控える

⑤気分転換をはかりストレスを軽減させる

⑥心配ばかりして思いつめない

⑦出来ない事があっても気にしない

妊娠中は神経が細やかになりいろいろと気になってしまうものですが、体調管理やストレスの発散をして切迫早産のリスクを抑えましょう。

まとめ

無事に出産するのもストレスの問題等、最近は難しくなってきているのですね。

体質に問題があったとしても適切な処置や予防をしていれば乗り越えられます。

日頃から意識して体調管理やストレスの原因を除く対処をしておきましょう。

かわいい赤ちゃんと対面する為なら頑張れますよね。