みかんというとどのようなイメージを持たれるでしょうか?
「冬にこたつに入りながらぬくぬくと食べるもの」そんなイメージを持たれる方が多いのではないのでしょうか。
たしかにみかんといえば冬の風物詩ではありますよね。
ですが、みかんってただ単においしいだけではないんです。
たくさんの栄養価、効能がありお肌にとても良い他、風邪の予防にもなるんです。
何となくみかんは栄養があるというようなイメージを持つ方も中にはいるかもしれませんが、意外とあなどれないんです。
今回はみかんの持つ驚きの栄養価やその効能について、美肌と風邪予防についてピックアップしてしていきたいと思います。
みかんの栄養価・効能 -美肌編-
みかんの栄養価というと、「なんとなくビタミンC入っていそう」そんな感じがしますよね。
この、ビタミンCって聞いたことはあるけれどもどんな効能があるかって知っている人案外少ないと思います。
ビタミンCというのは抗酸化作用をもっているんです。
抗酸化作用とは、肌の老化を防ぐ役割のことです。
そのビタミンCと非常に相性が良いのが、ビタミンA。
ビタミンCとビタミンAを一緒に摂るとビタミンAがビタミンCの消化・吸収を助けて効率よく身体にめぐらせてくれるんです。
そしてそのビタミンAって、、、
なんとみかんの中に入っているんです。
この最強のタッグのおかげで、みかんは美肌効果を生み出しているんです。
みかんの栄養価・効能 -風邪予防編-
風邪予防編でも登場してくる素晴らしい効能を持ったアイツ、、、
そう、ビタミンCくんです。
ビタミンCは身体の中のたんぱく質の生成を助けるという側面も持っています。
具体的にいいますと、喉や鼻の粘膜を強くしてくれるはたらきがあります。
これらの粘膜は身体の外から入ってくるばい菌をシャットアウトしてくれる役割があるため、粘膜が強くなれば身体にばい菌が入って来る確率が減り、風邪の予防になります。
また、みかんにはクエン酸も含まれています。
クエン酸というと、スポーツドリンク等によく入っているあれです。
クエン酸は身体の新陳代謝を活発にしてくれる効能を持ち、疲労回復が期待できます。
日頃のつかれをため込まないことも、風邪予防の一つですね。
しろい筋もちゃんと食べましょう
みかんの皮をむくときに厄介なのが、しろい筋ですよね。
人によってしろい筋が全部とれるまで剥いたり、剥かずにそのまま食べる人もいると思います。
たしかに味はしませんし、好んで食べるものでもなさそうですよね。
ですが、みかんのしろい筋って、とっても栄養価が高いんです。
しろい筋のなかには、ビタミンPが入っています。
身の部分にもビタミンPが入っていないわけではないのですが、しろい筋には身の部分の数百倍ものビタミンPが入っているのです。
それでは、ビタミンPの効能とは?
ビタミンPは身体の免疫力を高めてくれる効能があります。
もちろん風邪の予防にもなりますが、アトピー性皮膚炎や花粉症の改善も期待できるんです。
あまり美味しいものではないですが、しろい筋も意識して食べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
みかんにはとってもすごい栄養価があることがお分かりいただけましたでしょうか。
冬の季節にはみかんを見かける機会が多くなると思います。
この効果・効能を知っておくと面倒な皮を剥く作業も楽しくできますよ。