妊娠すると、自分のお腹がどんどん大きくなり、気が付くと、歩き方や立ち方も違ってきます。
10か月も、お腹に赤ちゃんがいるのですから、当然のことだと思います。
しかし、自分自身は、以前のスタイルに戻りたい気持ちが強くなりますよね…。
では、産後、いつから体形が戻り始めるのか?
母子手帳などでは、6か月を目安に、出産前の体重に戻しましょうとあります。
体重を早く戻したいと、効果が分かりやすい食事制限や、激しい運動をする…。
産後すぐに、あまり無理をするのは、よくありません。
まずは、妊娠、出産で変わってしまった、骨格を戻すことから始めてみませんか?
産後、広がった骨盤を戻すために矯正をすれば、自身のスタイルが出産前に!
では、産後いつから始めると効果があるのでしょうか?
産後の骨盤矯正はいつから始める?
妊娠をすると、女性は様々なホルモンが分泌されます。
その一つに、出産のとき、骨盤や靭帯を緩めてくれるホルモンも、分泌されます。
産後は徐々に、そのホルモンの分泌が減り、骨盤が締まり、体形が元に戻ってきます。
しかし、今の私たちは交通手段が発展し、歩くことが減りました。
骨盤を支える靭帯が、鍛えられていません。
そのため、骨盤の戻りが悪くなってしまいます。
骨盤のゆがみは、姿勢の変化だけではなく、運動不足もあるんですね。
では、自分の骨盤が、どれくらい広がっているのか、チェックしてみてください!
①横になり、仰向けになります。
②両脚をまっすぐ伸ばします。
結果は…。
〇足の親指とかかとが、20度以上開いている。
〇腰の下に両方の腕が入る。
どちらか一つでも当てはまるようなら、骨盤が開いている可能性があります。
では、いつから矯正を始めるのがよいのでしょう?
産後すぐに矯正を始めれば、効果があるというわけではありません。
やはり、産後です。
育児の疲れも加わるでしょう。
ゆっくり安静に過ごし、体が回復したと思われる頃がよいでしょう。
目安はとしては…。
自然分娩なら産後2ヶ月以降
帝王切開なら産後3ヶ月以降
1か月検診などで診てもらったとき、先生に相談してみると安心ですね。
骨盤矯正の効果を得るには?ゆがんだままでは危険!
〇太った状態が続く
お腹や下半身に脂肪がついてしまい、体重が戻りにくくなります。
また、下腹部が出てしまったり、腸の動きが鈍くなったりして、便秘がちになります。
骨盤が開いたままだと、収まっていた臓器の位置が下がってしまい、太りやすくなります。
〇脚の歪み
脚に負担が掛かり、О脚やX脚、膝の痛みを発症してしまいます。
リンパ液の流れが悪くなり、老廃物が溜まると、脚がむくんでしまいます。
〇コリや痛み
歪んだ骨格を戻そうと、筋肉が頑張ると、硬直してしまいます。
そして、血液やリンパ液の流れが悪くなり、体にコリや痛みを覚えます。
自分で出来る、骨盤矯正の体操や、補正下着なども数多くあります。
もちろん効果は期待できると思いますが、やはり、産後の骨盤矯正はとても大切です。
カイロプラクティックや、整体、整骨院などに行ってみてください。
赤ちゃんと一緒に通うことは難しいと思いますが…。
やはり、プロに診てもらうのが、安心で効果的だと思います。
骨盤を広げてやってくる!痛みの先には感動?
自然分娩の場合、赤ちゃんは自身の頭で、狭い産道を、体を丸めて体を伸ばし、
お母さんの骨盤を広げながら、進み産まれてきます。
赤ちゃんは、みんなこうやって産まれてくるそうですよ!
子供にとっては、元気で優しいお母さんが一番です!
旦那さんも、妻の笑顔は嬉しいはずです!
そのためにも、無理なく体を回復させてくださいね!