海外旅行をするときには、日本とは気候が違うことが多いので、服装なんかにも気をつけなければなりません。

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また、物価や通貨も違うので、そのあたりについても事前に知っておいて、準備をする必要がありますよね。

ここでは、マカオの年間の天気とマカオ観光に適した服装、そして観光の予算についてまとめてみました。

★目次★
マカオの年間の天気
マカオでの服装
マカオの物価について
マカオ観光での予算
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マカオの年間の天気

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マカオの天候は、亜熱帯性気候といって、1年を通して暖かい時期が多い気候です。

日本だと、沖縄が亜熱帯に区分されるのですが、ちょうど沖縄と似たような気候をしています。日本本土ほど四季の移り変わりは明確ではありませんが、季節はあり、冬は寒い時期もあります。

1月、2月頃が冬となり、平均気温は15〜16度程度ですが、寒い日には10度を下回るようなこともあります。

基本的には日本よりも暖かく、観光がしにくいという程ではありません。3月は冬から春・夏への移り変わりのような時期といったところでしょうか。平均気温は18〜19度程度になります。

4月になると、日本人の感覚では暑いと感じる日もでてきます。また雨の日も多くなります。平均気温は22度くらいです。

5月から9月にかけては、本格的な夏となります。また、台風の接近に応じて雨の日も多くなり、高温多湿の気候となります。

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特に7月からは30度を超える日が多くなるため、暑いのが苦手な人には日中の観光は辛くなります。

10月からは湿度が低くなり、天気も良く過ごしやすくなります。平均気温は25度程度と、暑い日もありますが、過ごしにくいほどではないでしょう。

この時期から、マカオの観光ベストシーズンとなります。11月になると朝夕は肌寒い日もでてきます。上着が必要になる日も増えてくるのが11月。

12月は11月よりも気温が低いのですが、上着さえあれば観光はしやすく、まだまだ観光に適した時期です。

晴天時には、外で座っていてもあたたかく、日本の春のように感じるでしょう。クリスマスイルミネーションで街が彩られるので、そういった楽しみもあります。

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マカオでの服装

マカオでは宗教上などの理由による服装のルールはありません。また、治安も比較的良いので、服装は日本で着ているような服を着ていて問題ないことが多いでしょう。

女性は、日本で露出の多い服装をしていても、マカオでは少しトーンダウンしたほうがいいかもしれません。

マカオにもそういう格好をした若い女性はいるのですが、自分の身を守るためにも、慣れない海外では露出は控えめにしておいたほうがいいでしょう。とは言え、あまりに奇抜な格好でない限りは、周囲からじろじろ見られるようなこともありません。

気候に合わせた服装ということだと、1月・2月は日本での冬の服装でも問題ありません。強いて言えば、厚いタイツや手袋、ブーツなんかは必要ないかもしれません。日本の冬よりも少し薄着でも大丈夫ですが、厚い上着は必要です。

3月、4月は薄手の上着を準備しておきましょう。4月になると雨具もあったほうがいいでしょう。5月から9月にかけては、夏の服装で過ごせます。Tシャツなど、吸汗性のよい服装がおすすめです。

ただし、屋内は日本よりも冷房がきつく、寒いと感じることもあるので、冷房対策用のストールや上着があると安心です。

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10月は日本でいう初夏の格好をしていればちょうど良いでしょう。雨は降らなくなるので、雨具の準備はそこまで気にしなくても良いでしょう。11月、12月は朝夕冷え込むことがありますから、上着を準備しましょう。

日中は日本の秋の格好、朝夕はその上に上着を羽織れば十分でしょう。

気候については、旅行前に一度週間天気予報などを見ておくと安心です。年によっては、いつもよりも暖かいときもあれば、寒いときもあるでしょう。

マカオの物価について

マカオの物価は基本的には日本よりも安めです。特にタクシーやバスなどの公共交通機関や、地元のショップで買うようなもの、大衆食堂でのご飯などは安くつきます。

例を出すと、公共交通機関では、タクシーの初乗り運賃が150円程度。バスは、マカオ半島内なら50円程度といったところです。

価格比較のしやすい飲料の価格を出すと、ペットボトルの水500mlは30円程度(ただし輸入物はもっと高くなります)、コーラや青島ビールが40円程です。日本に比べるとかなり安いですね。ただし、輸入物は日本と同じくらいの値段のものもあります。

外食を例に出すと、ローカル食堂での夕食が600円程度から、ランチなら300円強くらいから食べることができます。

これらの物価はローカルの人も行くようなお店での物価ですから、マカオ内でスーパーに行ったり、観光地からは外れた飲食店に行けばこの程度の値段ですむということです。

残念ながら、世界遺産が集まっている地区や、カジノのあるホテルが集まる地区は物価が高く、飲食店に入ってもお店によっては日本よりも高いことがあるでしょう。

特に、ヴェネチアンマカオなどの中にあるレストランなどに入ってしまうとかなり高くついてしまいます。そのあたりの地区でしか観光しなかった場合、マカオの物価は高いと感じてしまうでしょう。

マカオ観光での予算

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基本的には物価の安いマカオ。ですが前述のとおり、世界遺産のあるセナド広場周辺や、ヴェネチアンマカオなどのあるリゾートエリア「コタイ地区」周辺は物価が高く、気づくとすぐにお金がなくなっているかもしれません。

セナド広場のあたりは物価が高いというよりも、観光客向け価格といった感じになっています。そのため、ローカル価格よりは高いお店が多いのですが、ちゃんと選べば日本よりは安くすみます。おみやげ屋さんも多いですが、そういうお店のものはローカル価格ではありません。

コタイ地区はそもそもゴージャスな感じのするエリアのため、ここで遊ぶという人は物価の高さをそこまで気にしないでしょう。マカオ観光での予算は、それぞれのマカオでの目的によって決まります。

例えば、セナド広場周辺での観光がメインで、ホテルも庶民的なホテルに・・・という場合は、そこまで予算は必要ありません。

タイパビレッジやコロアンビレッジなど、ちょっとディープなマカオ観光をする場合も、そのあたりは物価が安めですから、そこまで費用は必要ありません。

しかし、コタイ地区のホテルに泊まって、施設内でカジノに行ったり、ご飯を食べたりといった遊び方をするなら、かなりの予算が必要になる場合もあるでしょう。

目安としては、2泊3日くらいのマカオ旅行なら、航空券と宿泊費込で10万円あれば、そこまで節約せず、お土産もちょっとだけ買って、充実した旅行になるでしょう。安い時期を狙ったり、超格安航空券を見つけることができれば、もっと安くなります。

コタイ地区に泊まるつもりの人は、余分に予算を用意していたほうが良いでしょう。宿泊費は、特にオフシーズンだと意外と高くなく、1泊15,000円から20,000円程度で、無料バスが行き交うギャラクシーマカオや、ベネチアン・マカオ、シェラトンに泊まれることもあるようです。

どうせ屋内メインで遊ぶつもりなら、外が暑くても寒くてもあまり関係ありませんから、オフシーズンを狙うといいですね。こういったホテルの施設内はさまざまなものが揃っていますが、すべて高価であるということを心得ておきましょう。

また、カジノ遊びをするつもりの人は、くれぐれも遊びすぎないように。あらかじめ予算を決めて、それ以上は使わないようにするというような工夫も必要です。