目の周りが赤くなって、痒くて掻いてしまったということはありませんか?
目の周りが赤い原因は何なのでしょうか?
子供の目の周りが赤くなって、なんでだろうと思ったことはありませんか?
目の周りが赤いのは、子供のアレルギーと関係があるのでしょうか?
目の周りが赤い原因は何か?子供のアレルギーと関係があるのか調べてみました。
目の周りが赤い原因
目の周りが赤い原因をいくつか紹介します。
皮膚の保護機能低下:接触性皮膚炎
接触性皮膚炎により、目の周りが赤くなることがあります。
接触性皮膚炎は、皮膚の保護機能低下により、皮膚が弱っている部分に、外からの刺激物質が入り込むことによって、湿疹ができます。
接触性皮膚炎の原因は、金属・シャンプー・ピアス・ゴム製品・衣類など様々ですが、湿疹ができた場合、何と接触したか突き止め、原因物質を使用しないことが大切です。
強いあかみとかゆみ:アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎によっても、目の周りが赤くなります。
アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、強いかゆみのある湿疹ができる病気です。
皮膚が乾燥すると、症状は悪化します。
乾燥することにより、皮膚のバリア機能が極端に低下し、そこに外的要因のほこりや汗、摩擦などの刺激が加わり、赤い湿疹ができ、強いかゆみが出ます。
皮膚の水分不足による乾燥
目の周りの皮膚は、柔らかくて薄いため、少しの刺激でも赤くなります。
その部分が、水分不足になり乾燥すると、かゆみが引き起こされ、さらに赤くなります。
号泣や力みによる毛細血管からの出血
赤ちゃんの場合、大泣きしたり力んだりして、内出血により目の周りに赤い斑点ができることがあります。
数日経てば消えるものなので、心配はいりません。
子供のアレルギーとの関係は?
特定の状況で繰り返し目が赤くなるときは、アレルギー症状が出ているのかもしれません。
ミルクや食事などの成分によってアレルギー反応が出ることもあります。
重度のアレルギー体質だと、ママが食べた食べ物が、授乳を通して赤ちゃんにアレルギー反応を起こすこともあります。
食べ物の他にも、ハウスダストや動物の毛、薬品・石鹸などが原因となることもあります。
普段から、子供の様子を観察して、少しでもアレルギーかな?と思ったら、まずは受診をすることが大切です。
子供の目の周りが赤いときは、どういう時に赤くなるか、何を食べた時に赤くなるかをチェックしてみて下さい。
何科を受診して良いか困ったら、かかりつけの小児科医に相談して下さい。
アレルギーは、長期的に治療をしなければいけない病気です。
早期に治療を開始すれば、完治することもあります。
最後に
目の周りが赤い原因は、いくつかあることが分かりました。
自分自身で原因物質が推測できる場合は、それを避けて様子を見ることが必要だと思います。
子供の目の周りが赤いとき、アレルギーの可能性が考えられる場合は、早めに受診することが大事だと思います。
目の周りが赤いだけと思っていても、全身性の病気の可能性もあるので、不安な時は早めに受診することをお勧めします。