音痴だから恥ずかしくてカラオケに行けない。

そんな人って多いと思います。

そういう人に限って「親が音痴なのが原因で遺伝しているだけ。」

と言ってみんなでカラオケに行っても歌おうとしない人は多いですよね。

音痴は遺伝するということは今までの定説でしたが、それは科学的にはなんら証明されていない都市伝説的なことだったんです。

音痴の原因は遺伝ではありません。

治すことができるんです。

もういい歳だからと言って諦めるのはまだ早い!

音痴の原因と遺伝との関係、治す方法までをご紹介します。

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本当に音痴の原因は遺伝じゃないの?

はい。

遺伝ではありません。

こういった経験はありませんでしょうか?

親の嫌いな食べ物はなぜだか子供の頃は自分も嫌だった。

だけど大人になって改めてその嫌いな食べ物を食べてみると案外おいしい!

なんてことありませんか?

子供ってよくも悪くも親の影響を受けやすいんですよね。

これと似た話で、音痴の親の元で育つと音楽を聴く習慣やカラオケに行って歌を歌うようなことが、音痴ではない家庭に比べて少なくなります。

つまり、音楽の「聴き慣れ」と「歌い慣れ」をしていないんです。

音痴の原因は遺伝ではなく、環境的要因が非常に大きいんです。

音痴の原因は大きく分けて2つ

1つは、聴覚機能不全。

先天的に聞いた音を脳が正しく判断できないということです。

そのため、正しい音程で発声することもできません。

2つ目に、運動性音痴。

運動性音痴とは、聴覚機能不全の音痴とは違い音程やリズムを正しく聞き取ることは出来ます。

ですが、聞いた音を正しい音程で発生することができないという音痴です。

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自分はどっちのタイプの音痴?

自分がどちらの音痴のタイプに分類されるかの判別方法はとても簡単なんです。

「自分が音痴と分かっているか」どうかなんです。

「自分は音痴である。」

と自覚している人は音程やリズムをしっかり聞き取れていますので、後者の運動性音痴のタイプです。

逆に自覚できておらず、「自分では音痴だとは思わないけど周りに音痴だとよく言われる」ような方は、前者の聴覚機能不全のタイプなんです。

聴覚機能不全のタイプより、運動性音痴のタイプの方が圧倒的に多いので次の項では運動性音痴を治す方法をご紹介したいと思います。

運動性音痴を治す方法

・歌いたい曲をしっかり聞き込む

これって案外大事なことなんです。運動性音痴の場合であっても、そもそも曲の音程をわかっていなければ話になりませんよね。

・手で耳をふさいで歌ってみる。

片耳にイヤフォンを、片耳を手で押さえます。

イヤフォンから聞いた音を発声すると、片手で耳をふさいでいるため頭の中に音が響いて音程のズレをはっきり感じ取ることができます。

片耳で音楽を聴いて、片耳で自分の声を聴くようなイメージです。

聴いては修正し、聴いては修正しを繰り替えしていくと自然に音程がとれるようになります。

・基本姿勢を崩さず歌う

髪の毛を一本頭頂部から引っ張ってみてください。

髪が抜けて痛い思いをするのは嫌ですから、猫背の人でも自然と背筋が伸びていきますよね。

つま先立ちまではしなくてもいいのですが、そのようなイメージで背筋を伸ばして胸をしっかり張ることが大切です。

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おわりに

いかがでしたでしょうか?

思い立ったが吉日。

基本的な音痴の改善法でしたが、試してみると結構効果はありますよ。

本当に音痴で悩んでいる方はボイストレーニング教室に通おうか、なんて考えているかもしれませんが、まずは自宅で簡単にできることから始めてはいかがでしょうか?