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あなたは食パンを食べる時どのようにして焼いていますか?

最近、魚焼きグリルで食パンを焼く人が増えているという事を耳にしました。

もちろん食パンを温めるだけでなく、魚焼きグリルで手作りパンやピザまで焼く事もでき、オーブンやトースターより上手く焼ける!なんて声も聞こえてきましたよ。

それだけでも意外な発見だったのに、なんとこの魚焼きグリル、パンだけにとどまらず焼き芋、焼き鳥、グラタン、チキンステーキまで作れるそうです。

私が便利だなと思った使い方は、買ってきて冷えてしまった総菜を温めなおす時に魚焼きグリルを使用すると余分な油を落としてくれるというのです。

出来立てのようにサクサクでヘルシーになるとは嬉しいですよね。

他にも色々とレシピが出てきそうです。

これなら夕飯作りでガスコンロが足りない!って時にも秘密兵器として活躍してくれそうですね。

この魚焼きグリルでお料理、1度試してみたくなってきませんでしたか?

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h3>魚焼きグリルでパンを焼く

まず、魚焼きグリルはたいていの日本のキッチンには備わっている機能ではないでしょうか?

皆さん、それに加えて電子レンジを購入されると思います。

その時に、オーブン機能がついた電子レンジ、またはトースター機能までついたタイプを購入されたり、電子レンジとは別に、トースターを購入される家庭も多いと思います。

毎朝食パンを食べるなら、やっぱり美味しくいただきたいですよね。

そこでこの3つ(オーブン・トースター・魚焼きグリル)の能力を比べてみました。

グリル内に熱した空気を対流させて食材の温度を上げるのがオーブン

トースターは電熱線からの放射熱で直接食材を温めます

実は魚焼きグリルはオーブンとトースターの機能を兼ね備えた、対流する熱と放射熱、2つともを使って食材を焼き上げるのです。

オーブンが250度まで上昇するのに対して、魚焼きグリルは片面焼きで300℃以上、両面焼きで400℃以上にも温度が上昇するようです。

また、一般的にトースターでパンを焼くとだいたい2分半かかるのに対し、魚焼きグリルでは1分半もかかりません。

魚焼きグリル、結構使える機能でしたね。

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魚焼きグリルが頻繁に使われなかった理由

ある調査では、キッチンの無駄が魚焼きグリルという意見が大多数あり、4人に1人が「使っていない」という結果がでたそうです。

その内の65%の理由が「掃除が面倒くさい」だったようなのです。

私の友達にも魚焼きグリルを使っていない人がいたので理由を聞いてみたところ、『網から小さい魚が落ちる、トレイを触る時に必ず手が汚れて臭いがつくし、時間がたつと油も落ちない、食器と同じスポンジで洗いたくない。』

と、こんなに嫌な思いをするなら、フライパンで十分という事で引っ越しを気に魚焼きグリルは使っていないそうです。

そこで今回は魚焼きグリルの掃除方法も調べてみましたので紹介しますね。

・使った後、毎回熱いうちに洗ってしまう(後になる場合は再加熱する)

・こびりつき部分を1時間ほど重曹水につけておき、汚れを浮かせてから洗う

・網部分に使用前にサラダ油を塗っておくことでこびりつきを防ぐ

他にも、焼く前に水250ccに片栗粉大さじ5杯(小麦粉なら大さじ1程度)を軽く溶かし、受け皿の中に入れるというアイデアがありました。

魚を焼いた後、温度が下がる頃には水がゼリー状になって掃除が簡単にすむというアイデアです。

水なしグリルには重曹を敷き詰め、毎回汚れた部分の重曹だけ入れ替えると良いとの事です。

こうしてみると、そんなに掃除が大変とは思わなくなりそうです。

臭い移りはしないのか?

魚焼きグリルは魚を焼くだけでなく様々な料理に使えて万能だとわかり、ちょっと試してみたくなってきましたよね?

私は、いくら時短!美味しい!と魅力的な言葉を並べられても、実際のところ臭いはどうなの?食材が魚臭くなれば意味ないじゃん!との疑問が残ったので、実際に魚焼きグリルとトースターで食パンを焼き比較してみましたよ。

まずは一番気になる臭い。

使用したグリルは水が不要で片面焼きタイプです。

香りが強くない食パンに魚の臭いは移るのか?を試すにはもってこいな、鮭を焼いたまま洗っていないグリルで試したところ、なんと!!魚の臭いは全く感じませんでした!

これは加熱している間は、食材の水分が蒸発するだけで吸収する作用はない為にグリル内の臭いが食材に移る事がないそうです。

という事は加熱が終わればグリルから取り出さないと臭いは移ってしまうので注意してくださいね。

次に焼き時間。

魚焼きグリル、トースター共に1分予熱してから始めました。

加熱開始から1分半でグリルには焼き色が付き始め、裏返して更に1分加熱して見た目とても美味しそうな焼き色が付いた食パンが焼きあがりました。

使用したグリルが片面だったので食パンを裏返す必要があり、トースターのように食パンを入れて時間を設定すれば後はほっておくだけで良いというわけではないので少し手間かなと感じました。

トースターは焼きあがるまでに3分半かかりました。

焼き上がりを並べて比べたところ、短時間で出来上がったグリルの方がしっかりした焼き色がつき、少し焼きすぎたかなという印象でした。

食感は両者ともにサクッと良い音がして中はフワフワしていて美味しく頂けて大差はありませんでした。

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魚焼きグリルの種類

魚焼きグリルに3種類のグリルがある事は意外と知られていないのではないでしょうか。

・水あり片面焼きグリル

・水なし片面焼きグリル

・水なし両面焼きグリル

の3種類です。

馴染みがあるのは水あり片面焼きグリルだと思います。

水を入れないタイプの魚焼きグリルがある事は聞いた事があっても、両面焼きできるタイプがある事は知らなかったという方も多いのではないでしょうか。

両面焼きタイプは、魚を入れると、上下から火がでて、1度に魚の両面が焼けるグリルだそうです。

弱点は魚が焼けるまで動かさないため、網にくっつきやすい事らしいのですが、前に紹介した魚焼きグリルの掃除方法を参考にするとそう大変には思いません。

やはり「水なし両焼きグリル」はコンロの価格が高くなってしまうようですが、魚焼きグリルはもはや魚調理だけの機能ではないという事を考えると、少しお金をかけても良い気もしそうですね。

これまで使われてなかった魚焼きグリルが、今後大活躍しますように。