てんぷらや唐揚げって、おいしいですよね!

家族からのリクエストも多いのではないでしょうか?

揚げ物の回数は家庭によっても違うと思いますが、主婦の方々は揚げ油の保存方法や捨て方はどうしているのでしょうか?

揚げ油を処理する時に何の容器に入れて捨ててますか?

牛乳パックで処理できたら、コストもかかりませんよね。飲み終わったらそのまま使えるし、手間もあまりかからなさそうですよね。

今回は揚げ油の保存方法と捨て方について、容器は牛乳パックでも代用出来るのか調べてみましたので、ご覧ください。

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主婦に聞いた揚げ油の保存方法と捨て方!

まず、4人の主婦の方々に揚げ油の保存方法と捨て方について聞いてみました。

KUNIKO 30代
揚げ物を頻繁にする場合は、揚げ油をオイルポットに入れて保存してまいす。揚げ物を5回くらいやって、濁ってきたら捨てます。

<油の捨て方>
油凝固剤をよく使っていますが、切れた場合は、ビニール袋に不要な紙などを入れて、冷めた油を注いで捨てます。

YUKIKO 30代
揚げ物はあまりやらないけど、常にオイルポットに揚げ油を保存してて、あんまり捨てた覚えがないです。新しい油を継ぎ足せば大丈夫って聞いたことがあるから。油が茶色になっても使ってます。

<油の捨て方>
ビニール袋に、雑巾を入れて冷めた油を注いで捨てます。

TOMOMI 30代
揚げ物はあまりやらないけど、揚げ油はオイルポットに保存しています。揚げ物をした翌日の主人の卵焼きなどにその油を使ったりして1回で揚げ油をすぐに捨てません。

<油の捨て方>
可燃ごみの日に可燃ごみ用のゴミ袋にゴミが入ったら、その上から冷めた揚げ油を注いで捨てます。

AI 30代
子供が小さいので、危なくないように揚げ物をあまりやりません。でも、たまにやる時は、すぐに火が通るように食材を切ってます。フライパンに食材が半分くらいつかる位に油を注いで、保存しないで1回きりで捨ててます。

<油の捨て方>
牛乳パックに新聞紙を詰めて冷めた揚げ油を注いで捨てます。

家庭ごとに油の保存方法や捨て方が様々ですね。

揚げ物の回数が少ないからと言って、毎回捨てるのはもったいないですもんね。

でも、長い間新しい油に交換しないで使い続けるのは体に良くなさそうですよね!

そこで、次は揚げ油の正しい保存の仕方や、油の換え時がいつ頃かをご紹介しようと思います。

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揚げ油の正しい保存の仕方や、油の換え時はいつ?

<揚げ油の正しい保存の仕方>

・揚げかすをきちんととる。
揚げかすは油のいたみの原因になるので、網目の細かい網じゃくしなどできれいにすくい取りましょう。

・揚げ油が冷めたら保存。
油がしっかり冷めたら、水や、虫などが入らないようきちんと蓋を閉めて冷暗所で保存しましょう。ここでのポイントは冷めてからということです。熱いままだと、蓋を閉めて水蒸気が溜まることによって油に水が入ってしまうからです。

・密封しなるべく早く使い切る。
使用済み油はいたみやすいため、早めに使い切るように心がけましょう。

<揚げ油の換え時はいつ?>

・油の色が濃い茶色になっている。
特に魚などの揚げ物をすると、色が付きやすいです。

・温度が下がったときに粘りがあり、トロッとしている。

・加熱すると枯れ草や塗料のようなイヤな臭いがする。

・揚げ物をしているときに泡が消えにくくなる。
揚げ油を繰り返し使うことにより、泡が消えにくくなり、揚げ物を取り去った後でもしばらく泡が残るそうです。さらに使い続けると揚げている食材が見えない状態となるカニ泡という泡がでてきます。

・180℃くらいの温度でも煙が出る。
ちなみに、新しい油は230~240℃までは煙が出ないそうです。

これらの状態になったら赤信号ということですね。

揚げ物の種類により多少異なりますが、使用回数の目安は一カ月の内に約3~4回といわれています。

新しい油をつぎ足す差し油をすれば油の劣化が遅くなり長持ちするそうですが、揚げ物に使った油は熱を加えたり、具材から出る水分などが混じることによって酸化という現象が起きます。

これによって産生されるトランス脂肪酸という物質は、悪玉コレステロールを増加させ、ガンや動脈硬化、心臓疾患などのリスクを高め、ぜんそく、アレルギー、アトピー性皮膚炎を引き起こす恐れもあるそうです。

家族の健康を考えるのであれば、赤信号の油の状態になったら、捨てた方が良いですね!

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容器は牛乳パックでも代用できるの?

答えは出来ます!

具体的にどのように牛乳パックで保存して処理をするのか紹介します!

まずは、牛乳パックを洗って、しっかりと乾かしておきます。

空の牛乳パックやジュースの入っていた紙パックに新聞紙やキッチンペーパーをギュウギュウに詰め込み油が冷めたらゆっくりと流し込みます。

自然発火を予防するために、水も少し染み込ませます。

その後、紙パックの口をガムテープや粘着テープなどでしっかりと止めて燃えるゴミとして捨てます。

テープの止め方が悪いと油が漏れてしまいますので注意しましょう。

もし新聞紙が自宅にない方は、使わなくなった下着や雑巾などを入れても良いです。

最近の新聞紙は、印刷技術が発達していて、良い紙質のものを使っているので、下着や雑巾などの物の方が油を吸収するようです。

油凝固剤以外で最も多かった捨て方は、牛乳パックを代用した捨て方だそうです。

少し面倒ですが、油凝固剤を買うよりも安くできる方法ですね。

揚げ油の捨て方での注意点

気温が高い夏などは油のしみた紙や布をそのままにして外に置いておくと、発熱して自然発火する恐れがあるので、外には置かず、室内の涼しい所に置いて、早めに捨てましょう!

そして、使用済み油を家庭の排水口に流すことは絶対にやめましょう!

水質の悪化を招くと同時に、あなたの家庭の排水管詰まりの原因になりとっても大変なことになります。

いかがでしたか?

てんぷらや唐揚げは子供も大好きですよね。

揚げ油もすぐに捨てるのはもったいないし、処理するにも手間がかかるからついつい何回も使ってしまいそうですが、愛する家族の健康を守るためにも揚げ油の換え時を見計らって、新しい油で美味しい揚げ物を作ってくださいね!