紅茶を好んで飲む人は多いと思います。

一般的に紅茶を飲むとカフェインの影響で睡眠の妨げになると言われていますが、ある一定の量のカフェインを摂取しなければ睡眠にさほど影響は出ないようです。

かえって夜寝る前に紅茶を飲むとリラックス効果を得られて睡眠できるという人もいるそうです。

私たちが日頃飲む紅茶は、実は睡眠にも効果的なんです。

そんな紅茶にはうれしい効能がたくさんある一方、副作用もあるようです。

紅茶の効能や副作用を知ってぜひ生活に取り入れ役立てましょう。

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睡眠に効果的?意外と知らない紅茶の効能について

紅茶やコーヒーにカフェインが含まれている事は有名ですね。

そしてカフェインには覚醒作用があるので睡眠を妨げると言われるのは聞いたことがあると思います。

なぜ紅茶に含まれるカフェインを摂取すると睡眠を妨げるのでしょうか?カフェインには興奮作用があり、体内に吸収されると30分から1時間でピークを迎え、その後分解されるまで4~6時間はかかるそうです。

そのため夜寝る前にカフェインを含んだ紅茶を飲むと覚醒作用が働き続けるので睡眠の妨げになるというわけです。

しかし、カフェインを300g摂取しないと睡眠に影響しないと言われています。

例えば紅茶を1日に3杯飲むと90gの摂取になり睡眠を妨げる量にはなりませんが、カフェインの影響には個人差があるので夜寝る前に1杯飲んで睡眠できる人もいれば睡眠に影響してしまう人もいます。

しかし、ここで注目したいのは紅茶のリラックス効果です。

紅茶にはたくさんの効能があるのですが、その中でもストレスや疲労回復の効能がある事は知っているでしょうか?紅茶に含まれるカフェインがリラックス効果をもたらすのです。

夜寝る前に紅茶を1杯飲むとリラックス効果を得られ、ストレスや疲労を和らげるので睡眠できる効能があります。

普段から疲労やストレスが蓄積されて眠れない人はお風呂に入り、体を温めてから寝る前に飲む1杯の紅茶がリラックスした状態をつくり、自然な睡眠を誘う事ができるかもしれませんね。

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紅茶の睡眠効能の他にはどんなものがあるの?

紅茶のリラックス効果が睡眠に効果的な事がわかりましたが、効能はこれだけではなくたくさんあります。

うれしい効能をみていきましょう。

①美容や健康に効果的

紅茶に含まれる紅茶フラボノイド等の成分には活性酸素を除去する作用があり、肌トラブルや生活習慣病に関係する活性酸素を除去できる事から、美容や健康にいい効能があります。

②ダイエットに効果的

紅茶に含まれる紅茶カテキンは糖分を分解する酵素があり、紅茶のカフェインも脂肪分解や脂肪の燃焼促進の作用がある事からダイエットの効能があります。

③インフルエンザにも効果的

紅茶に含まれる紅茶カテキンには殺菌作用があるので、インフルエンザウイルスの活動および増殖を抑える効能があります。

④口臭予防に効果的

紅茶に含まれる紅茶カテキンの消臭作用により口臭予防の効能があります。

紅茶にはこの他にも抗ガン作用や成人病予防等の効能があり、とても万能な事がわかりますね。

では、次に紅茶の副作用についてみていきましょう

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優れた効能を持つ紅茶にも副作用があるの?

紅茶には優れた効能があるのがわかりましたが、飲みすぎると副作用があります。

うれしい効能が期待できるからとたくさん飲めばいいわけではないようです。

副作用には次のようなものがあります。

①カフェインによる睡眠の妨げ

はじめの方でも述べましたが個人差があるにせよ、カフェインには覚醒作用があるので紅茶を過剰に飲むと睡眠が妨げられます。

睡眠前にたくさん紅茶を飲みたいならノンカフェインの紅茶を飲むといいでしょう。

②貧血をおこす

紅茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を妨げる作用が働きます。

よって食事をとる前後や食中に紅茶を過剰に飲むと貧血が引き起こされます。

③胃を荒らす

紅茶に含まれるカフェインは胃への刺激が強くて胃酸の働きを活性化します。

紅茶を飲みすぎると胃酸がたくさん出る事になり、胃が丈夫でない人は胃を荒らす事になります。

④尿路結石をおこす

シュウ酸という成分が紅茶には含まれるのですが、過剰に摂取すると尿路結石につながります。

シュウ酸はカルシウムと結合すると尿道で石がたまりやすくなり、血尿や激しい下腹部の痛みを伴う尿路結石をおこします。

まとめ

いかがだったでしょうか?日常的によく飲む紅茶ですが優れた効能が期待できる反面、飲みすぎると副作用があるのですね。

飲む時間と適量を意識すれば、紅茶は健康やリラックス効果が期待できます。

疲労やストレスを感じて眠れないなら、アロマ効果を感じながら温かい紅茶を1杯飲んで睡眠できるようにしましょう。