車の購入を考えた時にまずでてくるのが維持費の問題です。

近年では車の維持費節約のため、車を所有しない世帯も増えています。

逆に夫婦ともに車が必要で2台所有している世帯も少なくはありません。

今回は車の維持費について「もし夫婦で2台所有した場合」どのくらいになるのか調べてみました。

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夫婦で車を2台所有した場合の維持費

車の所有維持費の内訳は、燃料費・保険・駐車場・税金 (自動車税、自動車重量税)・メンテナンスその他です。

ある世帯の車1台の維持費内訳を比率の大きいものからみてみると

駐車場代  年間180000円

自動車保険 年間 60000円

税金と車検 年間 40000円

ガソリン代 年間 30000円

タイヤ代  年間 10000円

オイル交換代 年間 5000円

合計     年間325000円

まずは自動車を1台所有すると年間20万~40万円は維持費としてかかるという事が現実で、2台所有するという事は大まかに考えるとその2倍になります。

5ナンバー車や3ナンバー車だと、月々5000円~10000円増しになります。

任意保険に「セカンドカー割引」というものがあり、10%ほど割り引かれるみたいです。

「2台目をどのように使うか」でも燃料費やメンテナンス費用が大きく変わってきますね。

例えば、「2台目は近所のスーパーや幼稚園の送り迎えに」というようにあまり走行しない場合は燃料費を使いませんが、「夫婦共働きで毎日職場まで利用」というように2台しっかり使用する場合には同じように燃料費がかかります。

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維持費の削減できる所

1台目にも言える事ですが「自動車保険」です。

保険内容が同じでも、保険会社によって保険料に差がでるようです。

知識のある知人、もしくは専門家にアドバイスをもらうといいでしょう。

あとは年間維持費で1番の比率を占めた「駐車場代」です。

自宅に駐車できるのかどうか、できない場合は住んでいる地域により、年間5~20万は差がでるようです。

仕事に使うなら毎月のコインパーキング代金もかかる事になりますし、この部分も先に考えておくべきです。

他には「燃料費(ガソリン代)」や「重量税」。

どの種類のガソリンを使うのかで違いがでてきますし、重量税もどのような車種かで差がでます。

やっぱり気に入った車が欲しい!と思うかもしれませんが、先を考えると家計に大きな負担となりそうです。

ご自身が年間どのくらいの距離、車を使うかを事前にある程度計算しておいた方が良いでしょう。

結果的には、2台目は維持費をおさえられる軽自動車を選び、自宅の敷地内に駐車する事が一番安く維持する方法のようです。

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車所有と年収の割合

車の所有と年収の割合という調査結果を見つけましたので目安になればいいのではないかと思います。

ただ、あくまで車1台の場合ですので、2台持ちとなると、少しおさえて購入を考えるのが妥当というところなのでしょうか?

年収800万円以上の人:400万前後(高級車もねらえそうですね)

年収600万円以上の人:300万前後(中古車を視野にいれると幅が広がります)

年収400万円以上の人:200万前後

年収300万円以上の人:150万前後

年収300万円以下の人:100万前後(軽自動車や中古車メインとなりそうですね)

ですが、車は購入時より維持費が大変!という切実な意見が多いようです。

買ってから維持費に苦労するなんて事がないように、2台目の購入計画を立てて下さいね。