赤ちゃんは、母乳やミルクをたくさん飲んで、お腹が一杯になるとゲップ!
それと同時に、飲んだばかりの母乳やミルクも一緒に、服に「げふっ」としてしまいますよね…。
その服を、すぐに洗濯すれば、問題はなさそうですが、赤ちゃんのお世話に追われて、洗濯は後回し…。
やはり、そのままでは、服には黄ばみが残ってしまいます。
黄ばみ対策としては、時間がなくても、せめて浸け置きくらいはしたいですね。
赤ちゃん服の黄ばみ、キレイになる洗濯とは!
酸素系漂白剤を使って洗濯しましょう。
洗剤には2種類あって、粒状の物と、液体の物があります。
おすすめは、液体酸素系漂白剤です。
粒状の場合はアルカリ性で、液体は酸性です。
漂白力だけを考えると、アルカリ性の方が効果が期待できますが、地落ちしやすかったり、脱色や色移りの心配があります。
やはり、赤ちゃんの服ですから、やさしく洗濯したいですよね。
では、作業工程です!
①黄ばみが気になる部分に、台所用洗剤を塗り、少しもみます。
②バケツに50度くらいのお湯を入れ、洗濯洗剤と、液体酸素系漂白剤を入れて混ぜます。
洗剤の目安量は、お湯15リットルに対して、洗濯洗剤が5ccと、液体酸素系漂白剤が50ccです。
③30分くらい漬けておきます。
④軽くすすぎます。
⑤いつも通り、洗濯をします。
もし、この方法で黄ばみが、落ちていなかったら…。
①のあとに、黄ばみ部分をドライヤーで、約10秒くらい加熱します。
※ドライヤーは、HOT、熱風で使用し、服から、約10~15センチ以上離してください。
②ふたたび洗剤をぬり、少しもみます。
③この工程を、2~3回ほど繰り返してみてください。
④そして、いつも通り、洗濯をします。
汚れべつの対応!洗濯前のひと手間で、服をキレイに!
洗濯は汚れに応じてすると、服はさらにキレイになります。
■主な汚れ
コーヒー、ジュース、しょうゆ、アルコール など
①汚れてしまった部分を、洗濯洗剤や固形せっけんで洗います。
②もう一度、汚れている部分に洗剤やせっけんをつけ、服を裏返し、タオルを敷きます。
③シミをタオルに移すように、裏面から歯ブラシなどで、たたきます。
汚れている部分の外側から、内側に向かってたたくと、輪ジミを防げます。
☆外出先のなどでの応急処置
汚れてしまった部分の裏に、ハンカチなどを当てます。
ティッシュを水で濡らし、汚れた部分をたたき、汚れをハンカチに吸わせます。
■主な汚れ
皮脂、食用油、口紅、ファンデーションなど
①汚れてしまった部分を、台所用洗剤で洗います。
②汚れの裏面から、洗剤の原液をつけた歯ブラシなどでたたき、シミをタオルに移すようにします。
☆外出先での応急処置
ハンカチやティッシュなどで、汚れをつまむようにします。服にこすらないように取りましょう。
■主な汚れ
泥、粘土、ほこり、墨 など
①汚れている部分を濡らし、スクラブ剤(研磨剤)入り洗顔料なじませてから、洗います。
②汚れがひどい場合は、手洗いを念入りに。
また、漂白剤などは効果がありません。
☆外出先での応急処置
水分を含む汚れの場合は、ハンカチやタオルなどで吸い取ります。
それ以外の場合は、汚れをはらう程度にしましょう。
赤ちゃんの服に、やさしい洗濯を!
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
洗剤が衣類に残っているままだと、皮膚のトラブルを起こす原因になりかねません!
いつもより念入りに、すすぎをしましょう。
少し手間ではありますが、赤ちゃんが大きくなるまでは、大人の洗濯と分けて洗うのも、良いかもしれませんね。