小学校の越境入学って聞いたことはありますか?

自分の子どもの学区内の小学校の評判が悪かったり、中学受験を考えている親御さんの中には、小学校の越境入学を考えている人も増えているみたいです。

でも実際、「小学校の越境入学ってできるの?」って思ったことはありませんか?

越境入学したいと思っても、その方法や手続きってよく分からないですよね?

今回は、小学校の越境入学はできるのか、その方法や手続きはどのようにすれば良いのかを調べたので、参考にして下さい。

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小学校の越境入学はできるの?

越境入学とは、定められた学区内の効率の小学校でなく、他の学区にある小学校に入学することです。

〈越境入学が認められる条件〉

各自治体によって、越境入学が認められる条件は異なります。

ここでは、主に認められるものをいくつか挙げます。

・転居が決定していて、転居先の学区内の小学校へ初年度から通わせたい。

・家族で学区外へ転居するが、子どもはこれまでと同じ小学校へ通わせたい。

・越境通学している兄姉と同じ小学校に通わせたい。

・家庭内の問題(DVなど)のため、住民票を移さずに、子どもの小学校を変更したい。

・学童保育を利用したいが、学区外の学童保育施設の方が家から近い。

・共働きの家庭などで、保護者の職場近くの小学校に通わせたい。

・学区外の学校でないと通えない明確な理由がある(体に障害があり、校区内の学校では対応できないなど)。

・いじめや登校拒否など教育的配慮が必要なため。

越境入学を考えている場合は、お住まいの自治体に条件を確認して下さい。

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越境入学の方法と手続き

実際に越境入学するまでの方法と手続きを紹介していきます。

1.本来在籍すべき小学校に越境入学する旨を連絡する。

2.学校長の承諾書やその事由が確認できる書類を用意する。

3.2の書類と印鑑を持って、子どもが住民票をおく役所へ行き、小学校担当課(市民課や学務課など)へ申請する。

4.「就学通知書」の交付を受ける。

5.越境入学したい小学校へ※必要書類を提出する。

※必要書類は各小学校に問い合わせて下さい。

以上の手続きは一般的なものなので、地域や小学校によって異なりますので、役所や小学校に越境入学に必要なものを確認して下さい。

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最後に

小学校の越境入学は、条件が認められれば可能ということが分かりました。

越境入学の方法や手続きは、各自治体や小学校によって違いがあるので、事前に情報収集が必要です。

越境入学を検討している人は、それぞれ様々な理由があると思います。

越境入学することで、各家族が抱えている問題は解決できるメリットはあります。

中学受験を考えて越境入学した人は、周りも受験モードになって、お子さんが受験勉強に身が入ったという話も聞きます。

しかし、小学校は6年間あります。

越境入学して「家の近くの友達と遊べない。」、「遠くて学校に通うのが大変。」と言うお子さんもいます。

また、自宅から遠い小学校に越境入学した場合、何かあっても親がすぐに迎えに行けないというデメリットがあります。

越境入学を考えている小学校の見学や学校行事に子どもと一緒に参加してみて、親子でよく話し合って越境入学することを決めると良いのではないでしょうか。