昔と比べて近所付き合いが希薄になっているとは言え、念願の一軒家を購入して近所から孤立して生活するのも居心地が悪いのが現実ではありませんか?

近年の意識調査では、近所付き合いをしなくても良いと思っている人が調査した中で半数もいたと言う結果が出た一方で、困ったときには相談したり助け合ったりできる近所付き合いを理想としているということも分かっています。

しかし実際よくある悩みは、孤立したいわけではないのに一軒家に引っ越してから孤立していて辛いと言う話や、近所付き合いに悩んでノイローゼ―気味だと言う話や、最悪の場合一戸建てを購入したにも関わらず引越しを余儀なくされるという話です。

やはりある程度の近所付き合いをして、孤立しないように心がける必要があることが分かります。

孤立しないようにと言っても深く付き合う必要はなく、付かず離れずの関係を保っていけば良いのです。

ここでは一軒家での近所付き合いで孤立しない方法をまとめました。

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一軒家での近所付き合いは始めが肝心

一軒家に引っ越していく前に必ず挨拶をしておくべきです。

引越し日ではいけないの?と思う人もいるかもしれませんが、田舎でご近所通しが離れている場合は問題ないこともあるのですが、住宅地などに引っ越す場合は引越しのトラックがご近所の通行の妨げになるかもしれません。

何日の何時に引っ越し作業をすることを伝え、煩わしい思いをさせるかもしれないことを先にお詫びしておきます。

この時に可能であれば家族全員で挨拶に行ければ良いのですが、無理な場合は「後日改めて家族で挨拶に伺います」でも良いでしょう。

とにかく「ある日突然何者かが引っ越してきた!」という不信感をご近所に抱かせないことが近所付き合いで孤立しないための第一歩です。

始めの印象と言うのはすごく大事で、その後何年たっても印象は変わらないとされています。

だからこそ引越し前の挨拶をしっかりして、良い印象を相手に残しておくことが大切なのです。

礼儀正しい人が引っ越ししてくることがわかれば、受け入れる側も身構えませんし親切にしてくれる場合もあります。

ただし過剰な期待はしないことです。

こちらが丁寧にあいさつしたからと言って、相手も丁寧に返してくれるとは限りません。

相手のことを嫌いになった瞬間に、近所付き合いで孤立してしまう可能性がグッと上がります。

好きになる必要はありませんが、普通に近所付き合いしていくのに負の感情はなるべく持たないような考え方や心がけが必要です。

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一軒家で孤立しない近所付き合いのコツ

ご近所付き合いが上手くいかなくなったり、孤立しまったりするのには必ず理由があります。

些細なことがきっかけでトラブルになってしまい孤立することも多々あります。

トラブルの種は撒かないに越したことはありません。

・日常的な挨拶はきちんとする(自然な笑顔で)
・ごみの出し方、マナーに注意する
・騒音や臭いに気をつける
・苦情などの申し立ての仕方は慎重に

当たり前のことばかりですが、許容範囲が人それぞれ違いますので、我が家では正解でもご近所さんにしてみれば不正解の場合もあるという事を念頭に行動することを忘れてはいけません。

近所付き合いで孤立しない為の会話術

挨拶ついでにお話しすることもあるでしょう。

この時も要注意です。

他人の家のことを根掘り葉掘り聞かないことや、自分の家の自慢話をしないこと、誰かの悪口を言うのはもってのほかです。

相手が言っている悪口に同調することもNGです。

返事の仕方次第では共犯にされてしまいますので対応は慎重にしましょう。

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さいごに

一軒家を購入してもご近所付き合いにこんなにも神経を使わないといけないのか、と思った方もいらっしゃるかもしれません。

しかし実はそんなに難しい、堅苦しいことではないのです。

世の中にはいろんな考え方の人がいるということ、自分は自分という姿勢、地域のルールをしっかり守る、口は災いのもと、ということだけ忘れなければ、孤立しないでうまくご近所付き合いしていけるはずです。