思春期女子ってイライラするものだと思っていますか?

イライラする年齢だから仕方ないと思っていませんか?

どの年齢から思春期とよばれるのか知っていますか?

思春期は女子が大人へと成長する証。

イライラするのも成長している証。

でも、もし思春期の女子に接する事があったら、知っておいて欲しい事をまとめてみました。

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女子の思春期年齢

まず一般的に呼ばれる思春期という時期は、【第二次性徴期】にあたります。

第二次性徴期は、成長に伴い身体の各部位の変化が現れ、生殖能力を持つようになる時期です。

子供から大人へと成長しはじめる心身の変化が見られる大切な時期が「思春期(第二次性徴期)」なのです。

第二次性徴期が始まる時期は個人に差があり、どちらかといえば女子の方が始まる時期が早い傾向にあります。

女子の思春期年齢は早くて7歳すぎ、遅くて12歳前までに始まり、平均的には小学校中学年から始まるようです。

女子の方が「おマセさん」と言われる理由がここで分かりますね。

思春期女子のイライラの理由

実はこの思春期と呼ばれる第二次性徴期は、性ホルモンが発生することによって起こるのです。

女子は思春期になると脳にある視床下部から性腺刺激ホルモンが作り出され、卵巣への働きかけによって性ホルモンを発症させます。

思春期には、男子女子ともに、男性ホルモンと女性ホルモン両方の影響を受けます。

女子の場合、女性ホルモンの働きが有力で、身体を女性的に成長させていきます。

妊娠や生理をコントロールする事や、女性らしい丸みをおびた体の形にするという事がこの女性ホルモンの影響です。

ですがこの思春期の時期は性ホルモンの働きが活発なため、ホルモンバランスが崩れやすいようなのです。

ホルモンバランスの崩れから、肌荒れなどの身体的な症状と、気分の起伏が激しくなるといった精神的な症状が現れます。

この心の不安定な思春期の時期にイライラしてしまうという事なのです!

大人になっても月経前症候群と呼ばれるホルモンからくるイライラがありますよね。

始めての月経を経験したり、胸がふくらんできたりと、思春期の女子がイライラしてしまうのは当たり前な事だったのです。

女子から大人へと成長している過程に必要な症状なのですね。

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思春期女子への接し方

女性ホルモンの影響で身体の変化がでてくると、女子は自分自身に対して目が向くため、それに伴って周囲からの視線も気になるようになります。

体型や容姿、ファッションなどの外見はもちろん、自分の言動さえも他人からどう見られているのか気になってしまうのです。

そのせいで、劣等感を抱いてしまう事があると、ストレスからイライラし、1番身近な家族に強くあたってしまうのでしょう。

こんな時、家族や身近な大人がどう対処すべきか?

・1人の大人の女性として扱う

・劣等感を取り除いてあげる

この2つが大事なようです。

1つ目は特に異性の大人の対応が影響します。

大人になる準備をし始めた女子を、しっかり受け止め、気遣い、1人の女性として意見を聞いてあげるよう心掛けて下さい。

2つ目は特に同性の大人の対応が重要です。

同じ女性として、「あなたはあなたのままで素敵」というメッセージを温かく送ってあげて下さい。

じっくりと子供と向き合い、いつも子供の意見を聞くように心がける事、そうする事で、「1人の大人の女性」へと成長している自分を、子供自身が受け止められるようになるでしょう。

身体の変化に心がついて行けるように。

大人がサポートする事ができたら、思春期女子のイライラも少しは取り除いてあげる事が出来るのかもしれません。

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