小学生の子供が学校から帰ってきてもなかなか宿題を始めない、と悩むご家庭も多いようです。
幸いうちの小学生の娘も息子もやる気があるのかはさておき、
とりあえずは宿題を毎日うまくこなしている様子です。
ですが!毎日宿題のことで格闘しているお友達の話・・・結構あるあるです。
宿題をしたのかと尋ねたら「後で」「これが終わったら」「ご飯が終わったら」「明日早起きしてする!」と本当にやる気があるのかと思うような答えを毎日聞いて、うんざりしちゃいますよね。
小学生ですので宿題をやらないといけないことは理解しています。
しかし目先の楽しいことに気を取られてしまい、宿題を後回しにしてしまうのも小学生です。
そんなやる気があるのかないのか分からない子供に、宿題をやる気にさせる方法をご紹介したいと思い、調べてみました!
全ての子供に絶対的に効果がある!というやる気を引き出す方法はありません。
親が根気よく試行錯誤を繰り返しながら、自分の子供に合った方法を見つける手助けをしてあげる必要があります。
子供に手のかけ過ぎはよくありませんが、手間をかけることを惜しんではいけないそうですよ。
宿題のやる気が出ない原因を突き止める
宿題だけでなく、勉強のやる気が見られない小学生に悩む人は多いです。
毎日毎日、口うるさく「宿題はしたの?」「宿題を早くやりなさい」という事が習慣になってはいませんか?
小学生の子どもが宿題や勉強をしたがらないのには、大抵の場合原因があると言われています。
どのような原因が考えられるのでしょうか。
原因が分かれば、小学生に宿題だけでなく勉強までもやる気を引き出す方法が見えてくるかもしれません。
「勉強する意味が分かっていない」
「学校の勉強が理解できていない」
「親の勉強する姿を見ていない」
大抵の場合はこの3つが影響するとされています。
宿題のやる気が出ない小学生への対処法
小学生でも低学年と高学年によって宿題のやる気を引き出す「言葉がけ」というのは変わってきます。
低学年から中学年ころの小学生は、「言われないとやらない」子がほとんどかもしれません。
しかし言わないと宿題をやらないからという理由で毎日毎日口うるさく言っていたのでは、自発的に何かをする能力が育ちません。
まず小学生の子どもの生活リズムを確認してみてください。
学校帰りの塾や習い事から帰宅後すぐに「宿題は?」なんて言っていませんか?
小学生だって自分の時間は欲しいのです。
一度一緒にタイムスケジュールを考えてみてはいかがでしょうか。
親の都合に合わせたものではなく、あくまでも子供の意志を尊重してあげます。
その時に「自分で決めたことはきちんと守ろうね」と約束します。
慣れるまでは、帰宅後の様子を見ながら「そろそろ〇時だけど?」と行動を促します。
一度一緒に考えたタイムスケジュールに無理があれば、その都度一緒に見直せば良いのです。
予定通りに宿題が終わっていなかったからと言って、怒ってはいけません。
予定通りに宿題が終わったら、たくさん褒めてあげてくださいね。
小学生の高学年にもなると「言われてもやらない」時期に突入します。
思春期を迎えた小学生とは接し方を変える必要があります。
それこそいつまでも低学年の時と同じ扱いでは「うざい!」などとショックな言葉を言われかねません。
高学年の場合でもタイムスケジュールを一緒に考えることは有効的な方法です。
ここでも子供が自分でタイムスケジュールを考えることが大切です。
親として言いたいことがたくさんあるのはしかたのないことですが、「絶対にしてはいけないこと」以外はなるべく褒めることを心がけます。
親としても忍耐が必要になってくる場面です。
大事なのは親の考えや行動は一貫することです。
子供は親の姿を見ています。
小学生のやる気を引き出す方法まとめ
一番の方法は「親の勉強する姿を見せる」ことです。
親の勉強している姿や、読書をしている姿を小さい時から見ている子供は自然と机に向かうようになると言われています。
他にも、学校の授業がきちんと理解できているか確認してあげましょう。
ノートがきちんと取れているか、プリントやワークができているかなどできれば毎日確認してあげてください。
この時に絶対に言ってはいけない言葉は「どうしてこんな問題が分からないの?」「なんでできないの?」というような言葉です。
宿題どころか勉強のやる気を一気に失わせてしまいます。
「ママ(パパ)もこの問題苦手だったから覚えているよ」とか「難しくなってきているんだね」と子供の状態を受け入れてあげましょう。
その後「一緒に考えてみようか」と声をかけてあげてください。
一緒に考えるときも、最終的には子供が自分で答えを導き出せるようにヒントを出してあげてください。
自分で解けたという成功体験が必要なのです。
さいごに
小学生の宿題をやる気を引き出す方法を紹介しましたが、全てが自分の子供にあてはまるというわけではなかったと思います。
子供の性格は一人一人違いますし、その子供の性格もあります。
各ご家庭によって生活リズムや環境も異なります。
諦めずに試行錯誤を繰り返し、我が子にあう方法を見つけてください。
口で言うだけでなく、子供のお手本となるような生活を心がけてください。
大人の姿を見て子供が成長しているという事を意識した生活を心がけてみてください。
うちの子も今はうまくこなしている様子ですが、私自信が忙しいこともあり、
しっかりできているのかまでは把握できていません。
いつやる気がなくなり、宿題をやらなくなってしまう日がくるのかはわかりません。
そうならない為にも、しっかり出来たときは褒めてあげる様に、コミュニケーションを取っていきたいと思いました。