冬と春の訪れとともにタイヤの交換をする人も多いと思います。

タイヤの保管はどのようにしていますか?

倉庫があれば良いのですが、屋外やベランダで保管しているご家庭も多いのではないでしょうか。

タイヤの保管を屋外でするにしてもベランダでするにしても、保管するスペースが必要になりますよね。

スペースによっては、縦置きが出来なかったり、横置きが出来なかったり、タイヤに適した保管ができない場合もあるかもしれません。

そのような時に便利なのは、タイヤラックです。

狭いスペースでも2段で収納すれば縦置きでも大丈夫かもしれませんし、横置きでもタイヤに負荷がかからないような4段設計のラックもあります。

もちろんラックを使用しなくても、湿気などにきをつければ、タイヤの保管はできます。

屋外やベランダにタイヤを保管する場合は、雨や直射日光に注意が必要です。

タイヤの保管方法をいくつかご紹介していますので、参考にしてみてください。

カニの浜海道

タイヤの保管は縦置き?横置き?どちらが良い?

ホイール付きのまま保管する場合は横置き、タイヤのみの場合は縦置きが一般的には推奨されています。

●ホイール付き(リム組み)で保管する場合

ホイールの重さでタイヤが変形することがあるので横置きが適しています。

横置きに保管する場合は、空気圧を通常の半分ほどにして、エアバブルにはキャップを取り付けて保管します。

横置きで保管する場合、床や地面の上に置くことになるのですがその場合直接置くことは避けてください。

直接置いてしまうと、床などに色移りする場合があります。

おすすめはすのこの上に置いての保管ですが、段ボールの上でも良いでしょう。

●タイヤのみで保管する場合

タイヤのみで保管する場合は、タイヤの変形を防ぐために縦置きで保管する必要があります。

縦置きラックも販売されていますので、スペース的に厳しそうでしたらラックの購入を検討されてはいかがでしょうか。

【スポンサードリンク】

屋外やベランダでタイヤの保管をする場合

タイヤの保管場所が屋外やべランダになってしまう場合、湿気や直射日光に気をつける必要があります。

なるべく雨や水の掛からない、風通しの良い場所がタイヤの保管場所には適しています。

屋外やベランダでタイヤを保管する場合、雨や水が掛からなく直射日光を避けるためにはタイヤカバーをかける必要があります。

遮光性・防水性があるカバーがおすすめです。

雨や直射日光だけでなく、埃なども防いでくれますのでタイヤが汚れたり、劣化したりすることを防いでくれます。

屋外やベランダで保管する場合、タイヤと地面などの接地面にはすのこを使用することをお勧めします。

また定期的にカバーを外して湿気を取ったり、結露が出来たりすることを防ぐ必要もあります。

屋外やベランダで雨に濡れてしまう場所に保管する場合は、雨が降った後は必ずカバーを外して良く乾燥させるとタイヤの劣化を防げます。

面倒ですがこのひと手間で、タイヤの持ちが随分と変わってくるようです。

【スポンサードリンク】

正しいタイヤの保管法

タイヤはゴム製品ですので、扱いを間違えてしまうと劣化が早くなることもあります。

正しい保管方法でタイヤが劣化するスピードを抑えましょう。

タイヤを保管する前には、しっかりと水洗いをしてください。

泥や埃に含まれている水分や油分はゴムの敵です。

水洗いでしっかりと汚れを落とした後は、よく乾燥させます。

湿気もゴムの敵です。

タイヤを大切に思うあまり、水洗いの後に保護剤やワックスを使用したくなるところですが、これはNGです。

保護剤やワックスの成分がゴムを劣化させてしまう場合があるからです。

人間のお肌とは逆で、水で洗いっぱなしでOKなのです。

よく乾燥させたら、タイヤの状態をチェックしながら溝に詰まっている小石を取り除くのも良いでしょう。
その後、タイヤを保管するための専用のカバーをかけます。

タイヤを保管するカバーをかける前に、ビニール袋に入れる人もいます。

タイヤを縦置きに保管する場合も横置きに保管する場合も、専用のラックを使用すれば盗難防止の効果も期待できる場合もあります。

縦置き横置きのラックともスペースに合わせた形状のものがありますし、お値段も手頃なものもありますので検討してみてはいかがでしょう。

ラックを使用しない場合は、段ボールやすのこをタイヤのしたに敷いて保管するようにしてください。