妊娠中は、お腹の中が見えないので心配がつきないものです。

我が子の顔を早く見たくて、「早く産みたい!!」と思うも、少しの変化も「何かあったのでは?」と不安になるものです。

そんな心配が、正産期が近づくにつれて、待ちきれない楽しみに変わってくるのではないでしょうか?

約10ヵ月間、大事に身ごもってきた我が子と早く会いたくて、正産期に入ると待ち遠しくて仕方ありません。

そんな「早く産みたいママ」におすすめなのが「スクワット」です。

このスクワットが出産を促してくれるため、効果的な運動といわれています。

そんな効果的なスクワットの方法や効果がでる理由を、「早く産みたいママ」のために調べてみました!

安心して取り組めるよう、正しい方法で行い、効果をだして頂けたら幸いです!

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正産期に早く産みたいママへの効果的なスクワット

産院では、正産期の過ごし方として、お産に向けての体力づくりのため適度な運動を進められます。

陣痛がきてから出産まで、早い人で数時間、時間がかかると丸1~2日かかる事もあるため、体力が必要ですし、「いきみ」の時に押し出す筋力がないと、赤ちゃんが自然とでてくるのが難しくなるからです。

少しでも出産のために体力作りをしておけば、安産に繋がります。

そこで、【正産期に早く産みたいママへの効果的なスクワットの方法】です。

・両つま先と両膝は少し外側へ向け、大きく足幅を広げます。

・両手は前に伸ばし、その場所に何かつかめるもの(椅子の背もたれやテーブルの端)があると安心です。

・膝と膝の間におしりが沈むようなイメージで、ゆっくり両膝をまげていきます。(息を吐きながら)

・ゆっくり両足で地面を押すようにもとに戻ります。(息を吸いながら)

これを息切れしない程度を1セットとして、1日2~3回続けます。

息を止めて踏んばらないように、ゆっくりゆっくり無理のないように行ってください。

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どうしてスクワットが効果的?

産院で運動が進められる理由は、歩いたり動いたりすることで子宮頚管が短くなったり子宮口が開きやすくなるだけでなく、股関節が柔軟になるなどの効果もあると考えられているからです。

両つま先と両膝を少し外側に開けてスクワットを行うと、股関節にストレッチがかかり、同時にストレッチ効果もでてきます。

スクワットで骨盤周りの筋肉を鍛えることで、出産時に会陰という部分が伸びやすくなり、裂けたり切開したりする事なく赤ちゃんがでてきてくれると、産後の回復がはやいといわれます。

また、産前スクワットでのトレーニングにより、産後の尿漏れ防止にも効果的なのです。

早く安全に赤ちゃんに会えて、産後にも効果がありますので、試してみる価値があるのではないでしょうか?

無理のない程度にまずは少しの回数から、はじめてみてくださいね!

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正産期に早く産むメリット

まずは正産期についてですが、妊娠37週0日~妊娠41週6日までの期間を「正産期」とも呼び、赤ちゃんが生まれる理想的な週数といわれています。

この時期には、我が子の身体の組織等での生まれる準備が整い、もういつ生まれても大丈夫な時期になっているといえます。

そうなると、「早く産みたい!」という思いが強くなってくるのがママの本音です。

ただ「早く産みたいから」という理由だけで出産を促すのは、少し心配に思いますが、正産期なら、早く生まれる方が良い点もあります。

妊婦後期はお腹が重く、腰痛や肩こりなどの症状がひどくなってきますし、胃が大きくなったお腹に圧迫されて胃もたれやむかつきで良く眠れなくなりますので、ママの身体の負担を軽減できます。

それに赤ちゃんの準備が整ったのなら、早く出てきてくれるほうが、その分赤ちゃんのサイズも小さく、産道を通りやすいのです。

ただ、あくまで37週~39週までに自然にお産が始まったのであれば、赤ちゃんの準備ができた証拠という事なので、無理に過度な運動をして出産を促す事は良い事ではありません。

正しく、効果的に、正産期ママのための運動を行う事が重要です。